子供の車内放置事故を防ぐには? 子供の車内放置事故を防ぐには?

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子供の車内放置事故を防ぐには?

静岡県の認定こども園の
通園バス内で3歳女児が
熱中症で死亡しましたが、

自家用車でも、
子供の閉じ込め事故や
置き去り事件が起きています。

そこで今回は、
子供の車内放置事故を防ぐには
どうすればよいのかについて
お伝えしてまいります。

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子供の車内放置事故を防ぐには?

2022年6月、愛媛県で
「鍵が車の中にあるのにドアがロックされた」
と母親から通報がありました。

炎天下の乗用車内に2歳児と
4ヶ月の乳児が閉じ込められ、

救出直後、乳児の体温は
38度を超えていました。

こうした事故は毎年、
繰り返されています。

日本自動車連盟(JAF)によると、
2021年8月に子供などが車内に

取り残される事故は
全国で99件発生しました。

このうち、命の危険が高いため、
ドアガラスを割るなどして
救出したケースも9件ありました。

炎天下の車内では
温度が急激に上昇します。

JAFの実験では、
気温35度エアコンを切り、
窓を閉めた車内では、

10分後に37.8度、
1時間後には48度に上昇。

秋のすごしやすい気候でも、
晴れた日には5

0度近くになる場合があるため、
注意が必要です。

子供の事故防止を啓発する
NPO法人「セーフ・キッズ・ジャパン」は、
車内置き去りを防ぐため、
1.数分間でも車内に残さない
2.置き去りに気づく工夫を凝らす
3.車内の置き去りを見かけたら、
  通報などの行動を取る

の3点を呼びかけています。

スマートフォンや財布を
チャイルドシートのそばに置く
習慣をつければ、

降りる時に自然と目が行き、
置き去り防止ににつながります。

子供が座っていない時は
チャイルドシートとぬいぐるみを置き、

子供が座ったらぬいぐるみを
助手席に置くなどの工夫も考えられます。

家庭でも閉じ込められた時を想定して、
車の鍵やドアの開け方などを
練習しておくことが必要です。

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海外では、上容赦にも
置き去り検知センサーを
導入する動きが広がってます。

欧州は2023年から、
消費者団体による新車の評価規格で、
検知システムの搭載が加点対象となります。

評価が売れ行きを左右するため、
メーカー側の対応が
進むとみられています。

村田製作所など複数の
日本のメーカーも
システムを開発しています。

同じような事故が繰り返されており、
抜本的な対策が必要です。

センサーの開発や導入を
後押ししするよう社会を
変えていかなければなりません。

●車内で子供が死亡した事故の例
2019年8月 富山県で帰宅した母親が女児
      (11ヶ月)を車内に放置

2020年6月 茨城県で父親が女児(2歳)を
      保育園に預け忘れて帰宅し、
      車内に放置       

2020年7月 福井県で自宅で自宅に止めた車内から
      母親がぐったりした女児(11ヶ月)を発見

2021年7月 千葉県で母親が帰宅後、
      女児(1歳)を車内に放置

2022年5月 新潟で父親が男児(1歳)を
      保育園に預け忘れて出車

まとめ

いかがだったでしょうか?

多くの保育施設は懸命に
安全管理をしていますが、

ミスは起こりえまので、
疑似ユツと仕組みで
カバーしていかないといけませんね。

  

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