窓に電動シャッターをつけるメリットデメリットとその費用は?
台風や強風時の防犯に役立つとして、
窓に電動シャッターをつける
リフォームが注目を集めています。
ただ、設置費用は高く、
窓の形状などによっては
取り付けられないこともあるので
気をつけたいところです。
そこで今回は、
窓に電動シャッターをつける
メリットデメリットとその費用について
お伝えしてまいります。
窓に電動シャッターをつけるメリットデメリットとその費用は?
高台にある住宅に住んでいた
家族4人暮らしの男性は、
強風で窓カラスが大きく揺れたことを機に
リビングに面した窓2箇所に
電動シャッターを付けました。
窓の周りにアルミ製の枠や
配線などを設置し、
スチール製の電動シャッターを
取り付けました。
費用は工事費込みで約38万円でした。
電動シャッターを販売した
「YKK AP」によると、
首都圏などで防風被害をもたらした
2019年9月の台風15合以降、
強風や飛来物から窓ガラスを守るため、
シャッターを導入する
ケースが相次いでています。
耐風圧性能が高いタイプの商品の
2021年度の売上は前年度比で
2.4倍に増えました。
その一方でコロナ禍などに気を配った
商品も注目を集めています。
住宅設備大手、LIXIL(リクシル)は
採風タイプを扱っています。
電動シャッターが閉まった状態で
羽根を開け閉めすることで
風や光、プライバーを確保できます。
防犯、防災機能がある電動シャッターは
リモコンで簡単に開閉できるので
高齢者がいる家庭に向いています。
また、窓と二重になって
断熱性能が向上するので、
夏場は熱を遮断し、冬場は結露を防ぐなど、
省エネルギー効果も期待できます。
ただ、設置費用は高めで、
窓の大きさなどにより、
1か所の窓で工事費などを除き
10万~40万円前後かかります。
雨戸や手動シャッターがある場合は、
撤去や壁の補修などが必要となる場合があり、
さらに費用がかさみます。
また、設置する窓の上部に
十分なスペースが必要で、
窓の近くにエアコンのダクトなど
障害物があると説地が難しい場合もあり、
出窓によっては
設置できないこともあります。
マンションなどの場合、
窓の外などは教養部であることが多く、
勝手に設置できません。
設置を希望する場合は事前に管理組合に
確認しておいた方がよいでしょう。
設置後で幼い子どもがいる家庭は
操作時の挟まれ事故に気をつけましょう。
家の外からも開閉できね商品もありますが、
その場合、中の様子は若分かりにくくなります。
窓開口部の下枠でシャッターの
センサーが感知しにくい範囲があり、
子供が近くにいてシャッターに
手や足を挟む可能性もあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
現場の状況などで工事内容や
コストも変わります。
家族厚生やライフスタイルなどから
必要性を吟味したうえで、
地元の工務店などに相談してくださいね。
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