高齢者の口腔機能を向上させるには? 高齢者の口腔機能を向上させるには?

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高齢者の口腔機能を向上させるには?

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加齢とともに食べ物を
噛んで飲み込むのが

難しくなったと感じる
シニアは少なくないでょう

うまく食べるには、
歯と同様に舌が大事になります。

舌のトレーニングを通じて
口腔機能を維持し、

食事を長く楽しめるようにしたいところです。

そこで今回は、高齢者の口腔機能を
向上させる方法をお伝えしてまいります。

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高齢者の口腔機能を向上させるには?

加齢で口腔機能が衰えるのは
仕方がないため、

機能を維持するには
舌が最大のカギになります。

お勧めなのが、
舌のトレーニングです。

食べ物を噛む時に、
奥歯に運んだり、

左右に移動させたりして舌を使っており、
役割は大きいです。

食べるのが遅くなったり、
舌や頬の内側を噛んだりするほか、

窒息や、食べ物が誤って気道に入り、
誤嚥性肺炎を起こすおそれもあります。

 
軟らかい物ばかり食べていると、
かむ機能が衰えます。

調理を工夫し、様々な食材を
取り入れたいところです。

野菜や肉は繊維を断つように切ります。

5~8ミリ角や暑さ5~8ミリに切ると奥歯に乗り、
噛み砕きやすいです。

刃物野菜や薄切り肉など薄い食材は
端から巻いて厚みを持たせると、
かみ始めが楽になります。

コンニャクや漬物など弾力のある食材は
表面に切り目を入れると食べやすいです。

食事の前に行うと舌の動きが良くなったり、
食べやすくなるトレーニングがあります。

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●舌のトレーニング方法
①舌を前に出して戻す
②舌の先を左右の口角に付ける
③舌を前に出して、
 舌の先をスプーンの裏と押し合う
④口の中で舌の上とスプーンの裏を押し合う

正面を向いて、舌を前に大きく口から出して
戻す動きを繰り返す。

次に、舌の先端を左右の口角に交互につける。

それぞれ10回繰り返します。

スプーンの裏を、口から出した舌の
先端に当てて押し合う。③

次に口の中で下にスプーンをのせて押し合う。④

舌を左に出し、先にスプーンの裏を当てて押し合い、
右も同様に行います。

それぞれ10回を1セットとして、
3セットを1にと2~3回行います。

口を閉じて、舌で頬や唇の内側を
押しながら回す体操も効果的です。
 
食事と食事の間に行う
トレーニングもありますので、
舌の筋力アップを目指しましょう。

無理せず、できる範囲で行い、
少しずつ回数を増やしていくとよいでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

コロナ禍で話す機会が減ったため、
硬い物が食べにくくなったり、

食事中に咳き込んで
しまった人もいるでしょう。

口腔機能を維持することが
全身の健康を保つことにつながりますよ。

  

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