電気暖房器具による火災をどう防ぐ、注意することは? 電気暖房器具による火災をどう防ぐ、注意することは?

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電気暖房器具による火災をどう防ぐ、注意することは?

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師走を向かえると暖房を
利用する機会も増えますが、

火災が発生する危険性も
高まるので注意が必要です。

日を使わない電気暖房器具も、
使用法を誤れば大事故にも
つながる恐れがあります。

製品評価技術基盤機構(NITE)や
各地の消防局が注意を呼びかけています。

そこで今回は、
電気暖房器具による火災をどう防ぐか、

また、注意することについて
お伝えしてまいります。

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電気暖房器具による火災をどう防ぐ、注意することは?

火を使わない安全そうに見えますが、
可燃物の接触は火災の原因になります。

NITEによると、
2017年度から2021年までの5年間で、

こたつや電気ストーブ
(カーボンヒーターやオイルヒーターなど)による
事故は全国で系347件発生しました。

そのうち26件で死者も出ています。

NITEが公開した実験動画では、
布団や洗濯物などを
押し込んだこたつは炎に包まれ、

電気ストーブに接触していた布団や
洗濯物も激しく燃えました。

火災は毎年11月頃から多く発生し、
寒さが厳しい12月や1月ピークとなります。

出火原因は、製品の
不具合によるものが多いですが、

誤った使用や不注意によるものも
約2割を占めます。

電気暖房器具は火を使わないため
安全と思ってしまいがちです。

しかし、高温となるこたつの
ヒーターユニットや電気ストーブは、
衣服などの可燃物を燃やすこともあります。

大阪府では2019年1月、
こたつに押し込んだ布団が、

ヒーターユニットに接触したことに
よるとみられるぼやが発生しています。

東京都では20201月、
電気ストーブに衣類が接触して
出火する事故が起きました。

石油ストーブが使用できない
賃貸物件が多い都市部では、
電気ストーブによる火災が多いです。

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大阪市では、2021年1年間にストーブが
原因で発生した火災の3分の2が
電気ストーブによるものでした。

石油を使う製品と同じくらい
電気使う暖房にも注意してください。

東京消防庁管内でも2021年までの10年間で、
電気ストーブによる火災が897件発生し、
67人が死亡しました。

可燃物の接触による火災が
約6割を占めており、

注意をしてれいば防げた
ケースは少なくありません。

また、意外なものが火災を
引き起こすこともあります。

ロボット掃除機が、電気ストーブを
可燃物の近くに移動させてしまったり、

猫がガスこんろのスイッチに触れたり、
ネズミが電源コードをかじったり
したことによる火災も起きています。

様々な危険性を念頭に置いておく必要があり、
NITEや各地の消防局などは

「電気暖房器具は安全だと思うのは過信です」
と強調しています。

●こたつや電気ストーブの使用上の注意点
・定期的に清掃し、ほこりを取り除く
・電源コードを踏んだり、
引っ張ったり、折り曲げたりしない
・近くにカセットコンロやスプレーなどを置かない
・製品がリコール対象になっていかないか、
消費者庁やNITEの情報サイトなどで確認する

まとめ

いかがだったでしょうか?

就寝時や外出時は
電源を切っておくことや、

定期的な安全点検などの
対策を心がけてくださいね。

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