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psa検査とはなに、そのメリットやデメリットは?

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前立腺がんの感じ屋が近年増えてきて、
男性のがんで最も多くなりました。

早期発見のため、
自覚症状がない段階から

スクリーニング(ふるい分け)
検査として行われるのが「PAS検査です」。

そこで今回は、psa検査とはなに、
そのメリットやデメリットについて
お伝えしてまいります。

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psa検査とはなに、そのメリットやデメリットは?

前立腺がんは転移のない段階で発見されれば、
経過が非常に良いがんとして知られるます。

早期に治療すれば治ります。

国立がん研究センターのまとめでは、
ステージ(病期)1~3なら、
5年生存率はほぼ100%です。

早期の自覚症はないことか多いですが、
尿が出にくかったり、

尿の回数が増えたりという
症状が出ることがあります。

進行すると、血尿や腰痛などが
みられることがあります。

前立腺がんの患者は、増えています。

2019年に新たに診断された人は
9万4748人になっています。

2000年は2万ほどで、
約20年で4倍以上になり、

男性のが患者の中でも
最も多くなりました。

今後も増えていきそうです。

PSAは、前立腺得意抗原
(Prostate Specific Antigen)の略語です。

この抗原、精液の一部を作り男性特有の
臓器の前立腺で作られるタンパク質です。

この抗原は、精液の一部を作る
男性特有の臓器の前立腺で
作らるタンパク質です。

多くは精液中に分泌されますが、
ごくわずかに血液中にも取り込まれるため、
血液1ミリリットル中の抗原の量を調べます。

日本泌尿器学会の医師向けの
ガイドライン(指針)では、

50~64歳は3ナノミリグラム、
65~69歳は3.5ナノミリグラム、

70歳以上は4ナノグラムを基準として、
それ以上の場合は専門医を受診し、
精密検査を行う流れになっています。

精密検査では、
磁気共鳴(MRI)を見たり、
直腸診をしたりします。

最終的には、前立腺生検で
がんかどうかわ確かめます。

生検とは、超音波装置で観察しながら、
前立腺に細い針を指して
10~12箇所の組織を採取するものです。

がんの有無や、がんがあった場合は
進行しやすいタイプかを調べます。

痛みを伴うこともあり、
実施するかどうかは慎重に検討します。

天皇陛下は2022年、
PSA検査で基準より少し高い数値に
なっていることがわかり、
MRI検査と生検を受けられます。

主な治療法は、PSA検査を定期的に行いながら、
経過をみる「監視療法」や、手術、

放射線治療、ホルモン療法、化学療法があり、
複数を組み合わせることもあります。

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●前立腺がん
・男性のがんで患者が最多で、
2019年は9万4748人
・50歳以上で患者が増加
・5年生存率は病期(ステージ)1~3では、
ほぼ100%

●PSA検査
PSAは前立腺特異抗原
(Prostate Specific Antigen)
日本泌尿器学会は、
50歳以上の人などに検診での
受診などを推奨している

検査の流れ
40~49歳   50歳以上
↓     ↓  ↓
人間ドック   住民検診
↓   ↓
PSA検査

基準値を上回る   基準値を下回る
↓      ↓
磁気共鳴象     定期的にPSA検査を受け、
(MRI)検査、   経過確認
生検を実施

基準値は1ミリリットルあたり、3.0ナノグラム(50~64歳)、
3.5ナノグラム(65~69歳)、4.0ナノリグラム(70歳以上)

●生検とは
超音波装置で前立腺を
観察しながら、針を刺す

組織の一部を採取し、
がん細胞の有無を
顕微鏡で確かめる
※日本泌尿器科学会編
前立腺がん検診ガイド
ラインなどを基に作成
         
 
 
PSA検査の数値はどう見ればよいのでしょうか。

まず、留意しておきたいのが、
PSA検査の数値は、

前立腺がんだけでなく、
前立腺肥大症や前立腺炎でも
上がるということです。

基準を超えたとしても
10ナノグラム程度までなら、
がんの発見率は25~40%とされます。

数値が上がるほど、
がんである可能性は高まりますが、
100%ではありません。

検査には不確実性が
あることを知っておきましょう。

また、発見されたがんの中には、
そのまま放置としても生命に
影響がないものもあるとされます。

それがたまたま見つかることで、
無用な不安を覚えたり、
過剰な治療を受けたり恐れがあります。

PSA検査をウケる際には、
こうした利益と不利益を
理解しておくことが望ましいでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

PSA検査は、スクリーニングに
有効なので、50歳を過ぎれば、
積極的に受けていただきたいと思います。

残尿感や頻尿は、
加齢のせいではないこともありますので、

恥ずかしがらずに、
泌尿器科を受診してくださいね。

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