高齢者が冬に気をつけることや過ごし方の注意点は? 高齢者が冬に気をつけることや過ごし方の注意点は?

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高齢者が冬に気をつけることや過ごし方の注意点は?

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寒い季節は外に出るのが
億劫になって、

家の中にこもりがちに
なってしまいますよね。

そこで今回は、
高齢者が冬に気をつけることや
過ごし方の注意点をお伝えしてまいります。

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高齢者が冬に気をつけることや過ごし方の注意点は?

高齢者が体を動かし続けるためには、
人との交流を持ち、

無理のない範囲で
外出を続けることが大切です。

その際には、マフラー、手袋などの
防寒対策をしっかりしてください。

うまく服装を調節できるか
自信がない人は、

家族やヘルパーに何を着るか
一緒に選んでもらうなど
サポートを求めましょう。

認知症では、できないこと、
気づけないことも出てきます。

家族など周囲の人が、
季節に合った衣服や寝具に
そっと交換するといった配慮も必要です。

ただ、どんなに暖かい服を用意しても、
真冬に薄着でいる人もいます。

そんな時、家族が厳しく注意してばかりいると、
本人も嫌な思いをします。

もちろん、程度にもよりますが、
体調を崩さない範囲なら、

好きにしてもらった方が
混乱しないで穏やかに
過ごせる場合もあります。

柔軟な対応が必要だと思います。

これは高齢者全体への
注意点になりますが、
急な寒暖差で血圧が上下し、

体調不良につながる
「ヒートショック」が心配です。

暖房による温度の調節は
浴室や脱衣所でも大切です。

暖房の聞いた部屋から
10度以上温度が低い浴室、

脱衣所、トイレなど
寒い場所へ行く際は要注意です。

お風呂の場合、お湯の温度を
あまり高くしないことや、

入浴前に浴室や脱衣所を
暖めておくことが対策になります。

暖かい湯船とその周辺の
大きな温度差で体調不良が起きる

「ヒートショック」を防ぐには、
浴室にある暖房機能を利用しましょう。

暖房機能がない場合には、
シャワーでお湯を出し続けるなどして
湯気で暖める方法もあります。

脱衣所向けの暖房器具も
市販されています。

一人暮らしなどでは、
気分が悪くなった時に気付いてくれる人が
いないケースも考えられるので、

デイサービスを利用しているなら
そこで入浴するのが安心です。

年末年始でふだん利用している
訪問介護やデイサービスが
休みになったり、

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久しぶりに家族と一緒に
過ごしたりすることもあると思います。

認知症の人は、
生活のリズムが変わることによって、
混乱してしまうこともあります。

安心してもらえる環境を
整えるためにどこにいるのか、

誰といるのかといったことを
優しく丁寧に伝えてください。

また、「こまめな水分補給」
夏の熱中症対策でよく耳にしますが、
乾燥しやすい冬も必要です。

気づかないうちに体の水分が不足する
「隠れ脱水」を防ぐためです。

おすすめは目に付きやすい枕元などに、
ペットボトルを置き、

「寝る前にひと口、
トイレに起きたらひと口」

心がけて飲む方法です。

ついついやってしまいがちな
「重ね着」にも注意が必要で、
厳しい寒さでついつい着込み、

下着からコートまで
10枚上というケースもありますが、

体が動かしにくくなって、
転倒のリスクが高まりますので、
適切な暖房の使用を心がけてくださいね。

●高齢者の冬の過ごし方のポイント
服装
・適切な重ね着を心がける
・夏物を片付け、冬物を目立つところに

暖房
・使い方や適切な設定温度を確認
・自分が安全に使える暖房器具を選ぶ

お風呂
・ヒートショックに注意し、
浴室や脱衣所を暖めてから入る
・デイサービスでの入浴も検討

その他
・運動不足を防ぐため、
防寒対策をして買い物や散歩へ
・こまめな水分補給で「隠れ脱水」防ぐ

まとめ

いかがだったでしょうか?

大切なのは、高齢者本人が
快適に過ごすことですので

「ここにいて大丈夫」と
思える環境を整えてくださいね。

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