公的医療保険とはどのようなもので、その種類は? 公的医療保険とはどのようなもので、その種類は?

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公的医療保険とはどのようなもので、その種類は?

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ケガや美容気などの万一のときに備えて、
全ての国民は「公的医療保険」への
加入が義務となっています。

年齢や収入によって医療負担が変わるので、
仕組みを抑えておく必要があります。

そこで今回は、公的医療保険とは
どのようなもので、

その種類について
お伝えしてまいります。

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公的医療保険とはどのようなもので、その種類は?

公的医療保険は、
保険料や税金などが財源で、

国民全体でお金を出し合い、
一時的にかかる医療費の
自己負担額を抑える仕組みです。

医療費の自己負担額は
未就学児が2割、

小学生から69歳までが
3割などとなります。

保険の種類は、
職業などによって異なります。

自営業者などは
「国民健康保険(国保)」
民間企業の従業員とその家族は
「健康保険」に加入します。

大企業は「健康保険組合(健保組合)」
中小企業は「全国健康保険協会」(協会けんぽ)
多い言われています。

健康保険と、公務員の加入する
「共済組合」は、
傷病手当などが支給されます。

国保は原則不支給ですが、
新型コロナウイルス感染時に
支給される場合があります。

定年などで勤務先を辞める際は、
国保への切り替えなどが必要です。

退職日の翌日から
14日以内に自治体へ国保加入を
届け出なければ無保険になり、

医療費全額負担となりかねず、
注意が必要です。

これまでの保険を任意継続する
選択肢もあります。

国保の保険料は、
前年の所得をもとに計算されるため、

定年退職後の1年は、
毛色の割には「保険料かが高い」と
感じる人が多いかもしれません。

75歳以上の人や、
一定の障害のある65歳上の人は

「後期高齢者医療制度」に
加入することになります。

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保険の適用外となる
費用もあるので確認が必要です。

新たに研究・開発された
「先進医療」手術費などは保険適用外です。

また、条件の良い個室の
追加費用「差額ベッド代」は、

医師が治療上必要と
判断した場合などを除き、
保険適用外となります。

●公的医療保険の主な種類
       国民健康保険 健康保険  共済組合  後期高齢者医療制度
主な加入者  自営業、   会社員   公務員   75歳以上の高齢者、
       75歳未満   協会けんぽ       65歳上の障害者の一部
       中小企業
       健保組合
       大企業

医療費の       未就学児...2割            1割
自己負担   6歳上(義務教育就学後)69歳以下...3割  (所得額に応じて、
        70歳以上75歳未満...2割(一部3割)     2割、3割となる)

出産育児一時金  ◯     ◯     ◯
傷病手当金    ☓     ◯     ◯
出産手当金    ☓     ◯     ◯

まとめ

いかがだったでしょうか?

退職、独立などの人生の節目で
公的医療保険の種類が
変わることがあります。

変更した内容によって
民間の医療保険を
見直すことも大切です。

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