水洗いできるカシミアやその注意点は?
高級素材のカシミヤに
普段使いやすい製品が増えています。
自宅で水洗いできるものや、
着やすさを改善したものがあり、
装いに気軽に取り入れたいところです。
そこで今回は、
水洗いできるカシミアや
その注意点についてお伝えしてまいります。
水洗いできるカシミアやその注意点は?
カシミヤは、モンゴルや中国なとで
飼育されるカシミアヤギの毛で、
羊毛に比べて、軽くて保温性も高く
手触りも滑らかなのが特徴です。
カシミアの自社ブランドを展開する高島屋は、
今季から「ウォシュミヤ」の名で、
自宅で洗っても縮みにくく、
毛玉になりにくい加工を施したセーターや
カーディガンなどを販売しています。
コロナ禍で衛生意識が高まり、
高価なカシミアでも気軽に
洗いたいという要望が増えました。
「スキッパー」と呼ばれる襟付きの
Vネックのセーター(1万9800円~)は、
リラックスした雰囲気にも着こなせます。
垢はコートを着た時の差し色によく、
同系色のチェック柄のストールを羽織れば、
アクセントになります。
ボトルネックのセーター(1万6500~)は、
タートルネックより首元のゆとりがあります。
前開きで着脱しやすいベスト(1万5400円)は、
体温調節に便利です。
着心地にこだわった商品もあり、
ユニクロは今季、1着のニットを縫い目を作らず
に立体的に編み上げたカシミア製品を発売して、
動きやすさも向上させました。
リブ編みの丸首セーターと
スカート(各1万2900円)のセットアップは、
統一感が出ておしゃれに見え
色は黒と茶、生成りの3色あります。
茶色は、白い上着と合わせて、
ブーツやバッグなどの小物を黒でそろえると、
全体がバランスよくまとまります。
仕事と休日の兼用も可能です。
上下を別々に着られて、
コーディネートの幅も広がります。
カシミヤ素材は摩擦と湿気に注意が必要です。
着用時に蒸れたり、擦れたりすると、
繊維が絡まって毛玉の原因になります。
1度着たら2、3日休ませ、
ブラッシングで毛並みを整えます。
毛玉ができてもハサミで
切ったり手で引っ張ったりせず、
毛玉取り機を使います。
洗濯の頻度は1シーズンに1~2回で十分です。
自宅で洗うなら畳んでネットに入れて、
洗濯機の手洗いモードで洗い、
平置きで干します。
摩擦に弱いので他の洗濯物と
一緒に洗わないことがポイントです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
適切に洗うことで、
数年かけてふんわり増していきますよ。
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