背中のかゆみ対策は?

2023/02/06

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寒く過乾燥する冬は、
肌のかゆみを感じやすくなります。

背中など手の届かない場所のかゆみに
悩む人も多いようです。

そこで今回は、背中かゆみ対策を
お伝えしてまいります。

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毎年この時期は、背中がかゆくて
夜中に何度も目が覚めて、
寝不足気味と訴える高齢者が増えます。

高齢になると皮膚の水分量や
皮脂が減るため、
かゆみを感じやすくなります。

特に湿度の低い冬は、
皮膚の乾燥が進み、
かゆみを生じやすくなります。

自分の手でかけない背中は、
孫の手などの道具で強くかきすぎて
皮膚を傷つけてしまい、

さらにかゆみが増す悪循環に
陥るケースがあります。

かゆみを防ぐためには、
保湿剤が有効です。

クリーム状や液体状など
様々な商品がありますが、

好みの使用感で、
広範囲に塗り伸ばしやすいものを
選ぶとよいでしょう。

皮膚にしっかり浸潤するように、
たっぷりと塗ります。

自分で背中に保湿剤を塗るのが難しい場合は、
孫の手の甲部分にクリームを塗り、
背中にあてて左右に動かします。

ユースキン製薬は、
背中に保湿剤を塗るための道具
「セヌール4」を販売しています。

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長さ35センチで孫の手のような形をしており、
端にクリームの塗布面が付いています。

スプレーで吹きかける液体の
保湿剤を使ってもよいでしょう。

入浴方法も工夫しましょう。

急な温度変化もかゆみの
原因になりうりますので、

服を脱ぐ際はぱたぱたと揺らして、
室温と肌の温度をなじませてから
脱ぐようにしましょう。

風呂の温度は40度ほどのぬるめがよく、
熱い湯につかると、

皮膚の脂分が流出しすぎて、
乾燥しやすくなります。

保湿成分の入った
入浴剤を使うのもよいです。

体を洗う際は、洗浄剤をよく泡立てて、
泡で体をなでるように優しく洗い、
よくすすぎます。

しっかり泡立っていない洗浄剤は
皮膚に残留しやすく、かゆみの原因になります。

入浴後にタオルで体を拭く際は、
こすらず、水分を押さえるようにして拭き取ります。

拭き取ったら、速やかに保湿剤を塗ります。

就寝度は、綿など肌への刺激が
少ない天然繊維の衣類を選びます。

エアコンなどで過度に部屋や
布団の中を温めるのも控えましょう。

寝不足や疲れ、ストレスでかゆみに
敏感になることもあります。

ゆっくり休むことも重要です。

保湿剤などでの手入れと同時に
生活習慣の見直しを進めることで、
かゆみをお越しにくい皮膚を維持できます。

●背中のかゆみ対策
・保湿剤はたっぷり、横方向に塗る
・手が届かない場合は、孫の手の甲部分、
専用の道具を活用して塗る。
スプレータイプも検討
・入浴時はぬるめの湯につかり、強く洗わない
・就寝時は綿の衣類や寝具を使う

まとめ

いかがだったでしょうか?

背中は自分で見えないため、
トラブルを見過ごす恐れもありますので、

保湿剤で痒みが治まらない場合は、
専門医を受診してくださいね。

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