雛人形を処分する時期は?またその仕方や供養の方法をご紹介

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雛人形を処分する時期は?またその仕方や供養の方法をご紹介

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ひな祭りが過ぎると
その収納以外に頭を悩ませるのが
処分の仕方ではないでしょうか?

お子さんが大きくなって
飾ることがなくなったり、

ご結婚されてお家を出ていった後の
雛人形は押し入れや納戸の中に
何年もしまわれたままだと気の毒だし、

大きなスペースを収納にとられているしで
どうにかしたいですよね。

そこで今回は雛人形の処分の仕方や
方法についてお伝えしてまいります。

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雛人形を処分する時期はいつがいい?

雛人形を処分する時期については
その処分方法によって違ってきます。

廃棄する場合には
その廃棄を請け負ってくれるところの

スケジュールを
チェックしておく必要がありますし、

譲渡される場合には
当然ながら譲渡される方の
ご都合を聞いておかなければなりません。

供養という方法で処分される場合には
神社やお寺にそれぞれの日程を調べるか
問い合わせによる確認がかかせませんし、

自治体主催によるイベントでの
供養も受付時期が決まっているので
これも事前にご確認ください。

これら供養による処分については
最後の章の

『雛人形の処分で供養するには?』で

詳しくお伝えしていますので
そちらをご覧ください。

次の章では処分の仕方についてお伝えしてまいります。

雛人形の処分の仕方はどうすればいい?

雛人形の処分の仕方については
大きく分けて以下の3つがありますので
それぞれご紹介します。

1.譲渡する方法

2.廃棄する方法

3.供養する方法

1.譲渡する方法

1.の譲渡する方法もその譲渡先や
有償か無償かによっていくつかありますので
順を追って説明していきますね。

●親族や友人に譲渡する
娘さんのために購入されたのであれば、

娘さんのご家族にそのまま譲り渡すのが
一番良いのですが、男のお子さんがいない場合や

飾るスペースや収納する場所がない場合には
直系のご家族に拘らず姪や従兄弟などの
ご親戚や親しい友人に譲られてもよいでしょう。

ただし、雛人形の本来の意味では
人形が一人ひとりの身代わりとなって

災いを肩代わりしてくれるという
思いが込められていますので
避けられることもありますが、

ご家庭によっては
先祖代々受け継がれている
ということもありますので

譲られる方がそれを了承されるのであれば
あまり気にしなくても良いでしょう。

●施設に寄付する
保育園や児童養護施設はもちろん、

老人介護施設などでは季節や
行事の飾り付けを行っているところも多く

そのための飾り道具が
不足しているところもあります。

なので、もしお持ちの雛人形の
状態が良ければ近くにあるこれらの施設に
問い合わせてみてはいかがでしょうか?

もちろん、その場合には
雛人形の汚れやほこりの確認を十分行なって

寄付を行う先に喜んでいただけるよう
できるだけキレイな状態で送るようにしてくださいね。

●売却する
売却すると言っても
一般のリサイクルショップ等では
買い取ってもらえることは少ないようです。

なぜならこのような行事に
使用されるものは出自や縁起が大事なので
わざわざ中古のものを我が子のために買うという

人が少ないため必然的に
買い取りにも応じてもらえません。

ですが、ネットオークションの場合では
必ずしもひな祭りの飾りとしてではなく
様々な用途で活用する方も多いため
保存状態や小道具の作りによっては
買い手も現れます。

ただし、やはり一括で全ての飾りを
同時に買い取ってくれる方は多くないので、
人形ごとや小物だけでバラ売りすることも
必要になってきます。

2.廃棄する方法

大きさやその出し方によっては
家庭ごみとして出すこともできます。

その際は一般ごみか粗大ごみの
どちらの日に出せばよいのか

また、それに費用が掛かるかなどについては
各自治体によっても異なりますので

お住いの市区町村のwebサイトを見るか
清掃科に電話をしてご確認ください。

もし、自治体に回収を拒否されたり
分けて出すのが面倒な場合には
不用品回収業者に依頼するという方法もあります。

かかる費用はゴミの回収費用よりも
若干割高になってしまいますが、

ゴミ捨て場に雛人形を捨てるのが
しのびないという思いをしなくて済みますし、

なにより手軽ですので困っている場合には
気にせず利用されると良いでしょう。

ですが、元々娘の成長と
健康を願って飾っていたものを

ゴミとして処分するのは
やはり抵抗があるという方も多いと思いますので、
そうではない第3の方法の

供養する方法については次の章でお伝えします。

雛人形の処分で供養するには?

ひな祭りの起源には紙でできた
人形(ひとがた)を川に流して
災厄よけを祈願していたというものがありますので、

ちゃんと供養を行うことで
それにならうのは正しい方法といえます。

近くに馴染みのお寺や
神社がある場合には
雛人形の供養を行っているか?

また、その時期がいつで
費用がいくら掛かるのかなど
問い合わせてみてください。

もし、お近くの寺社で
供養を行っていない場合には

一般社 団法人日本人形協会 が

毎年に10月に「人形感謝祭」という
供養を東京大神宮で行っていますので
そちらにお願いすると良いでしょう。

受付は電話・webの両方で行っていて

料金が 1箱
(縦+横+高さの合計が170cm以内、重量が30kg以内)

5000円となっています。

注意点としてガラスケースは
受け付けていないので
付属している場合には
別途処分する必要があります。

他にも雛人形供養の受付先としては

徳島県勝浦郡勝浦町
千葉県勝浦市
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町 が

ビッグひな祭りを行っているので
そちらで供養していただいても良いですね。

ただし、ビッグひな祭り用の
人形募集にあたっては
事前に『ひな人形送付予約』が必要なので
こちらでご確認ください。

勝浦市観光ポールタルサイト
かつうら潮風散歩道

まとめ

雛人形は女の子の健康と
幸せを願って購入し
毎年飾られていたものですから

大人になって飾らなくなってしまったり、
お嫁に行って必要なくなったからといって
簡単に捨ててしまうのは心苦しいですよね。

やはり、人形には魂が宿るといわていますので
わだかまりなく処分する方法としては
供養が一番良いのかもしれませんね。

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