てんかんのオンライン診療アプリとは? てんかんのオンライン診療アプリとは?

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てんかんのオンライン診療アプリとは?

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てんかんの患者数国内に
約100万人とされる一方、
専門医は約800人と限られます。

身近に専門医がいない患者のため
オンライン診療の活用が求められており、

2022年秋、発作の様子を記録できる
アプリと運動したシステムが登場しました。

そこで今回は、てんかんの
オンライン診療アプリについて
お伝えしてまいります。

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てんかんのオンライン診療アプリとは?

てんかんは、脳の神経細胞が過剰に興奮し、
体の自由が利かなくなるなどの

発作を繰り返す病気で、
子供や高齢者に多くみられています。

治療の基本は、貼っさを抑える
「抗てんかん薬」の服用です。

約30種類ある中で、個々の患者に適した
薬の種類や料を決めるには、
専門的な知識が必要です。

薬が効きにくい難治性の場合は、
専門医が、きめ細かな調整を繰り返します。

ただ、日本てんかん学会の専門医がいる
医療機関は都市部に集中しています。

専門医に診てもらうため、
長距離の通院を余儀なくされる
患者が少なくありません。

遠方への受診は、患者や家族にとって
大きな負担になります。

難治性の患者は、いつ発作が
起こるかわからない不安が伴う上、

人工呼吸器などを日常的に使う
医療的ケア児もいます。

●てんかんとは
・脳の神経細胞が興奮し、
 発作を繰り返す病気
・抗てんかん薬で発作を抑える
 治療が基本となる
・服薬指導や検査のため定期的に通院する

●課題
・遠方の専門医と画面越しに
 やりとり
・通院の負担がない

2022年9月、東京都内の新興企業
「ノックオンザドア」が、

てんかんに特化したオンライン診療システム
「nana-medi」を開発し、
大阪市立総合医療センターが導入しました。

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システムは2種類のアプリを使います。

受診の予約や深慮に使うものと、
病状や治療を記録するものです。

記録用は、発作の際、家族らが、
いつ、どのような状態だったかを
簡単に入力できます。

発作の様子を動画で撮影し
保存する機能もあります。

アプリの情報はインターネットを経由して、
専門医に共有されます。

オンライン診療は、お互いに
その情報を確認しながら進めます。

薬は、患者が希望する薬局で受け取れます。

発作の動画など確かな記録もあるため、
スムーズに診察でき、

自宅での表情やしぐさから、
普段の様子がうかがえるメリットもあります。

オンライン診療の内容は、
同センターから総合病院へ報告され、

救急対応や定期的な検査が必要な時は、
これまで通り、総合病院を受診します。

国は現在、28都道府県に
てんかん支援拠点病院を整備しています。

同社は、この拠点病院を中心に
システムを広げる計画です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

患者がどこに住んでいても
必要な時に専門医と繋がれる環境作りには、
オンライン診療が欠かせません。

対面と上手に組み合わせて
普及させることが大切ですね。

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