赤ちゃんの癇癪への対応は? 赤ちゃんの癇癪への対応は?

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赤ちゃんの癇癪への対応は?

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赤ちゃんは空腹や眠気、
おむつがぬれているなど、

生理的に不快な思いを
泣くことで表現します。

親はあやしたり、
ミルクをあげたりして、

その不快さを解消しようとしますが、
なかなかうまくいかなかったりしますよね。

そこで今回は、赤ちゃんの
癇癪への対応についてお伝えしてまいります。

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赤ちゃん 癇癪 対応

1歳になるとつかまり立ちやハイハイで
行動範囲や視野が広がり、
興味のあることが増えます。

手を出そうとしてうまくいかないと、
「自分の思い通りにできない」
という不満な気持ちに、

不快や不安が加わり、
癇癪を起こすようになります。

原因を取り除いても、
いったん癇癪を起こし始めると、

親の声は聞こえず、
気持ちがコントロールできない状態になります。

床や地面に寝転がって
奇声を上げて泣き叫ぶ、

物を投げる、人をたたくなど、
時にパニックを起こします。

2、3歳になると自我が芽生えて
意思表示ができるようになり、

自己主張で癇癪やパニックが
激しくなることがあります。

「魔の2歳児」といわれるゆえんです。

そんな時は場所を変えることで、
子どもの気持ちが変化し、
落ち着けることがあります。

抱きしめて背中をさすったり、
トントンしたりしてあげることも
効果があります。

落ち着いて泣きやんだら、
しっかりと褒めることが大切です。

体と脳が著しく成長し、何でも自分で
チャレンジしようとする自立の勢いが、
大人には反抗期に見えるのですが、

親にとっても子どもにとっても、
自立に向かっている大切な時でもあるのです。

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子どもへの対応に疲れたり、
イライラしたりした時は

「親子にとっての貴重な時期」であることを
心に置いてみてください。

やがて親の言葉を理解し、
表現やコミュニケーションの取り方が分かってくれば、

自分の言い分も伝えられるようになり、
癇癪やパニックは減っていきます。

発達障害の子どもの場合も、
同じ時期に同様の状態になりますが、

中学生や高校生になっても、
癇癪やパニックが起こることがあります。

独特な特性によるもので、
例えば、
・聴覚などの感覚が過敏
・いつも同じ服を着るなど、こだわりが強い
・予定の変更や、予測のつかない状態に対応するのが困難
・同時に複数の作業をするのが苦手――などです。

パニックが起きた時は、
抑えようとせずに静かに見守りましょう。

できれば、一人になって
落ち着けるような刺激の少ない場所に移動します。

そして、しばらく様子を見て気持ちが静まってから、
振り返って話をしてあげましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

子どもが癇癪やパニックを起こすのは、
親の責任ではなく、

成長過程や特性であり、
親子の大切なコミュニケーションの

始まりであるという理解が
広がってほしいですね。

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