あせもはなぜできる、その症状の写真や画像、治す方法は?

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あせもはなぜできる、その症状の写真や画像、治す方法は?

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気温が急に上がり、真夏日を
記録する地域も出たりする時期ですが、

これからの季節に気をつけたいのが
「あせも」です。

ひどくなると皮膚のかゆみを我慢できず、
ダメージを受けてしまうこともあります。

そこで今回は、あせもはなぜできるのか?
その症状や写真・画像、
あせもを治す方法について
お伝えしてまいります。

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あせもはなぜできる?

汗は、暑い時に体温を調節するために分泌され、
蒸発することで熱わ奪い、体を冷やしてくれます。

人の皮膚は、外側から
「表皮」「真皮」「皮下組織」の
3層で構成されています。

このうち真皮の部分には、
汗を分筆する「汗腺」があり、

ここから「汗管」を通じて
体の表面まで汗が届きます。

汗を書きすぎて汗管が詰まると、
皮膚に炎症が起きてしまうこと、

これがあせもです。

正式には「汗疹かんしん」といいます。

赤ちゃんや子供は、
大人に比べて汗をかきやすいうえ、

体が小さい分、
汗腺が密な状態にあるため、
あせもになりやすい傾向があります。

また、肥満でたるみがあるなど、
汗の出口が塞がれてしまうような部分でも、
あせもは起きやすくなります。

あせもの症状、写真や画像は?

あせもは、汗がたまる場所によって
大きく3種類に分かれています。

皮膚の表面に汗がたまり、
白っぽい小さな水ぶくれが生じるのが
「水晶様汗疹」です。

水ぶくれが水晶のような光沢を持つことから
こう呼ばれています。

指でこすると破れる程度で、
自覚症状はほとんどなく、
数日でなくなります。

引用元:http://www.dermis.net/dermisroot/ja/36091/image.htm

表皮内の汗管が詰まり、
かゆみを伴う赤いブツブツができるのが
「紅色汗疹」で、あせもの大半は
このタイプと考えられています。

かゆみがひどい場合には、ひっかくことで、
皮膚が傷つき、細菌感染を起こす場合もあります。

引用元:http://www.dermis.net/dermisroot/ja/36075/image.htm

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幹部を触った手で他の部分を触ることでうつる
「伝染性膿痂疹」、俗に言う
「とびひ」になる恐れもあります。

引用元:http://ww6.et.tiki.ne.jp/~ksaitof/impetigo.html

真皮付近で汗管が詰まって起きるのが
「深在性汗疹」ですが、

これは主に熱帯地方で多く発生し、
日本ではあまりみられません。

あせもを治す方法は?

お伝えしているようにあせもは、
汗をかきすぎることが原因で起き、

第一の治療法はその原因を取り除くことです。

まずは、気温や室温に適した服装を心がけ、
暑い時期にはエアコンを適切に使用して、
涼しい環境で過ごすことが大切です。

汗をかいてそのままの状態でいると、
汗に含まれるミネラルの成分が皮膚に残り、

汗腺の詰まりが起きやすくなります。

シャワーを浴びて体の汗を流し、
皮膚を清潔な状態に保ちましょう。

シャワーの利用が難しい外出先などでは、
水で湿らせたタオルやハンカチで、

汗をかいた部分を拭き取るだけでも
効果がありますので、
汗でぬれた服はこまめに着替えましょう。

かゆみが強い時や、
ひっかき傷ができるような時は、
ステロイド系の塗り薬を使います。

皮膚が健常な状態に戻るまで塗り続け、
湿疹がなくなったらすぐにやめるのが
基本的な考え方です。

かゆみが消えても
皮膚表面のブツブツがあれば、

炎症は残った滋養体ですので、
塗った方が良いでしょう。

●予防・治療の方法
・汗ホかいたらこまめに服を着替える
・温度に適した服装を選ぶ
・生じようがひどい場合は塗り薬を塗る
・空調で温度を涼しく保つ
・汗をシャワーで流す

まとめ

いかがだたでしょうか?

あせもは、汗をかきやすかったり、
皮膚が弱かったりといった
体質も大きく影響すると考えられています。

サウナやホットヨガ、
運動などたくさん汗をかくと

人によっては、
あせもになりやすくなるので
注意してくださいね。

関連記事:暑さ対策で汗だくを防ぐには暑さに慣れることが大切!汗かきの冷え症の場合は?



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