バーベキューは河川敷で禁止されている?許可は?マナーの守りかた

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バーベキューは河川敷で禁止されている?許可は?マナーの守りかた

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気温が暖かくなり、
晴天の日が続くと
やりたくなるのが野外での
バーベキューですが、

このバーベキューを行うことが
禁止されている場所があるのを
ご存知でしょうか?

利用料金を支払うタイプの
バーベキュー場なら
なにも問題はないのですが

なかにはお近くの河川敷で青空の元、
大勢の仲間と集まって行ないたいと
思っている方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、河川敷でバーベキューが
禁止されているのかどうか?と許可をとり方、

河川敷でバーベキューを行う上での
マナーについてお伝えいたします。

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バーベキューは河川敷で禁止されている?

バーベキューがニュースで
取り上げられる時に
必ずと言っていいほど

撮影されるのが河川敷での
バーベキューですが、

スピーカーを置いて
大音量で音楽をかけたり、

大勢が集まって騒いだりなど
地域に住んでいる住民でなくても
眉をひそめてしまいますよね。

では、これらの迷惑行為には
どう対処すればよいのでしょう?

河川敷の管理については
その規模によって

一級河川、二級河川、準用河川、
普通河川と区分されているのですが、

一級河川は国土交通省、
二級河川は都道府県知事、
準用河川は市町村長が管理するものと
河川法で定められています。

法律上制限されているのが、

●河川の水を取水すること(法23条)

●河川の土地を独占排他的に使用すること(法24条)

●河川の砂利等を採取すること(法25条)

●河川に工作物を設置すること(法26条)

これらの行為をする場合は
各河川の管理者の許可が必要です。

ですが、河川は基本的に
公共のものであるため

上記の規定に抵触していない限り
原則的には自由に誰でも
利用することができることになっています。

参考:Legalus

このため各地でのトラブルが絶えないのです。

じゃあ、バーベーキューなら
どこの河川敷でも勝手に
行ってよいのかというと
必ずしもそうではありません。

数々のトラブルが発生した結果、

地域によっては河川において
バーベキューを禁止する条例が
制定されてようになりました。

代表的なところでは
京都市内の鴨川や兵庫県の芦屋川、

東京都でも川崎市が管理している
多摩川緑地では火気の使用が禁止されています。

これらの場所ではバーベキューを
行っていはいけないことになっており、

中止命令に従わない場合には
罰金を科されてしまいます。

このようなことを避けるためには
どうすればよいのでしょうか?
それについては次の章でお伝えします。

バーベキューを河川敷で行うために許可は必要?

前の章でお伝えしたように
バーベキューが禁止されている河川敷では
当然ながら行ってはいけないのですが、

そうではない河川敷では
自由にしても良いかというとそれも違います。

たとえ、バーベキューを
行うことが可能でも、
やはり一定のルールが
その河川によって
設けられている場合があるからです。

その典型的なルールの一つが直火の禁止です。

これは河川には芝生や
木が生えていることが多く、

火災などの原因になる恐れがあるため

国土交通省が推奨する
河川敷利用マナーの中でも禁止しています。

その他にも騒音や煙、臭いといったものも
地域の住民にとっては迷惑になりますので

河川敷でバーベキューを行う際には
その場所を管轄する管理者に
確認を取ってから行うのが良いでしょう。

確認の取り方は
開催予定場所の河川の流れている
自治体の河川管理課に問い合わせます。

そしてその河川の実質的な管理者と
管理している事務所の連絡先を聞きます。

後は連絡先に電話をして
バーベキューが可能かどうかと
細かなルールを確認すればOKです。

トラブルを避けたいのであれば
事前に必ずこの作業を行なってくださいね。

バーベキューを河川敷で行う上でのマナーとは?

では、河川敷でバーベキューを
行う許可が降りた後は
どんなことに気をつければよいのでしょうか?

まずはなんといっても火の管理です。

直火は当然ながら論外としても、
バーベキューコンロなどで炭を使用した場合の
後始末もちゃんと行ってください。

理想としては消し壺に納めて
持って帰るのが良いのですが、

持っていない場合には
蓋がついているクッキーや

せんべいなどが入っていた
金属製の缶に入れれば空気が遮断されて
消火されますので安全です。

また、使用した調理道具や
食器などを洗うのに川の水を使用せず

汚れを軽く拭き取って
持ち帰ってから洗うようにしてください。

もちろん、拭きとった紙や
バーベキューの際に出たゴミも
きちんと残さず持ち帰りましょう。

お酒を飲むときも節度をもって
飲みすぎないようにし大声で話したり、
騒いだりしなよう気をつけてください。

これらのことを管理事務所で
確認したルールと同時に守れば、

揉め事を起こさずに
バーベキューを最後まで楽しめるはずです。

まとめ

河川敷で行うバーベキューというのは
もはや定番で誰の許可をとることもなく
勝手にやっている方も多いかもしれませんが、

その影響でトラブルが発生したために
条例によって禁止されるケースも多くなっています。

そんな状態をこのまま放置すれば
バーベキューができる場所が
どんどん少なくなってしまいますので、

今後もバーベキューを楽しみたいのであれば
必ず許可の確認とルールを守るようにしてくださいね。

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