登山靴の手入れ 泥や雨の汚れは水洗いしてもいい?カビが生えたら?

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登山靴の手入れ 泥や雨の汚れは水洗いしてもいい?カビが生えたら?

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山登りにはかかせない装備である登山靴は
その道程が厳しければ厳しいほど
受けるダメージや汚れも当然酷くなります。

ではそのように
激しく登山靴が汚れた場合には

どのように手入れを行えば
良いのかご存知でしょうか?

そこで今回は登山靴が
泥や雨で汚れた場合や水洗いの有無と方法、
カビが生えた場合の対処について
お伝えしてまいります。

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登山靴の手入れ 泥や雨で汚れたら?

登山中、不意の悪天候で
全身がずぶ濡れになり、
登山靴も泥だらけになって下山した後
どのように手入れをすれば良いのかというと

まずは中敷きを外して
風通しの良い日陰で十分に乾燥させます。

そうとないと、泥汚れや
湿気によって雑菌や細菌が繁殖しカビが生えて
登山靴の革を痛める原因となってしまいます。

また土や砂ぼこり、
汗などを放置しておくのも
輪染みやソールのひび割れに繋がりますので

この作業はできるだけ素早く、
忘れずに帰宅したら必ず行ってください。

日陰で1~2日自然乾燥させたら、
ブラシなどを使って表面についている
泥や土を丁寧に落としていきます。

この時専用のブラシがあると便利ですが
なければタワシや使い古した歯ブラシでも構いません。

革靴のソールに詰まった小石や
しつこい土はマイナスドライバーや
割り箸などを使って取り除くと取り除きやすいです。

この時点で帰宅した頃と比べると
随分キレイになったと思いますが、

それでも落ちない頑固な汚れや
臭いはどのようにすれば取り除けるのでしょうか?

正解は 水洗いをする! です。

登山靴の手入れ 水洗いしても大丈夫?

前の章の最後をお読みになって
登山靴を水洗いして大丈夫なのかと
不安になった方もいらっしゃるかもしれませんが、

心配しなくても大丈夫です!

なぜなら、

それぐらいで痛んでしまうようなら
そもそも登山のような過酷な環境で
使用することには不向きのはずです。

また、革にとって水分が良くないのは
水分によって表面の汚れが染み込んでいき、
それをそのまま放置してしまうことなのです。

ですから、
キレイな水でちゃんと汚れを取り除いた後に
十分自然乾燥させれば革にとっても
良い状態を保てますのでむしろ長持ちします。

なので、ブラシなどでこすっても
落ちない場合には専用の洗剤を使って
水洗いしてください。

ここでもう一つの疑問が生まれたと思います。

それは丸洗いした場合は大丈夫なの?と

お答えします、大丈夫です!

先程述べたように革にとっては
水で濡れることがダメなのでなく、

濡れたまま放置しておくことなので
たとえ丸洗いしたとしても
しっかりと乾燥させれば問題はありません。

ただ、いくら丸洗いがOKだからと言っても
そのまま洗濯機に放り込むのは止めてください。

やはり形が崩れたり、痛んだりする恐れがあります。

丸洗いする場合にはできるだけ手洗いで
専用の洗剤を用いるか、台所洗剤などの
洗浄力があまり強すぎないもので行なってください。

また、丸洗いする際には当然ですが
靴紐は全てはずして別に選択してください。

洗ったあとは良く水を切り、
乾いたタオルで十分に水気を拭き取った後

靴の中に新聞紙を詰めながら
形を整えて陰干しします。

ここて大事なことは陰干しの途中で
中の新聞紙を取り替えることです。

何度もお伝えしているように
重要なのは濡れたままにしておくことなので

出来る限り登山靴から水分が
出て行くようにしてくださいね。

次の章ではカビが生えてしまった場合についてお伝えします。

登山靴の手入れ カビが生えたらどうすればいい?

使用後の登山靴の取り扱い方が不十分で
不幸にもカビが生えてしまった場合は
どうすればよいのかというと、

ゴアテックス製の場合はアルカリや酸でてきた
市販のカビ取り剤を使用しても大丈夫です。

手頃なものではハイターを薄めて
2~3分何度か浸けてください。

もちろん、浸けたらその後すすぐのもお忘れなく!

ただ、ヌバックやスエードなど
革だけでできている場合には
上記の作業を様子を見ながら
注意して行う必要があります。

不安であれば、登山用ではありませんが
コロニルという革ケア製品を専門に製造販売している

ライニガースプレー

を試してみてもよいこもしれません。

また、カビのあとが黒くなってしまった場合には
キレイに漂白することは不可能なので、

黒や茶系であれば濃い染料で染め直したり、
色彩復元ローションを塗るのもお勧めです。

その後、栄養ワックスを塗れば
元通りとは行かないまでも
かなり目立たなくなるかもしれません。

まとめ

登山靴を汚れたまま長期間放置してしまうと
疲労や痛みがかなり進み、

酷い時は次回履く時に
支障が出てしまう恐れもありますので、

安全で快適な登山を望まれるであれば
この記事をご参考に登山靴の手入れをなさってくださいね。
関連記事:登山靴の手入れ オイルヌバックレザーの場合は?防水やブラシは?

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