スズメバチに刺されない対策は?刺された症状や逃げ方、寄せ付けない方法

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スズメバチに刺されない対策は?刺された症状や逃げ方、寄せ付けない方法

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行楽シーズンの秋は、
スズメバチが攻撃的になる時期と重なり、

刺される被害が相次ぎますが、
時には命に関わる危険もあるため
十分な注意が必要です。

そこで今回は、
スズメバチに刺されないための対策や逃げ方、
寄せ付けない方法についてお伝えしてまいります。

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スズメバチに刺されない対策とは?刺された場合の症状や逃げ方

スズメバチに刺される被害は
例年8月~10月に集中し、

この時期は翌年に女王バチとなる
ハチの養育が始まっており、
働きバチは神経質になっています。

このスズメバチの巣の防衛範囲は
半径5~10メートルにものぼり、

人がこの範囲内に立ち入ると、
攻撃を受けてしまう危険があります。

スズメバチに刺されてしまうと、
激しい痛みに襲われるのはもちろんのこと、

気をつけたいのが、
かつて刺された経験のある人です。

このような人が再び刺されてしまうと、
強いアレルギー反応
(アナフィラキシーショック)が
起きてしまうことがあります。

この症状を引き起こすと
急な血圧低下や呼吸困難に見舞われ、

30程度で死に至るケースもあるため
疑わしければ速やかに

病院の皮膚科を受信する必要があります。

厚生労働省の人口動態調査によると
ハチによる死亡者数は、

2016年に19人とその大半が
アナフィラキシーショックによるものと
みられているので用心が欠かせません。

では、スズメバチの巣に近づいただけで
刺されてしまうのかと言うと、

実はいきなり刺されることは
まれであったりします。

まず、「監視役」のハチ2~3匹が
まとわりつくように飛び回り、
「カチカチ」と歯ぎしりのような音や羽音を出してきます。

この動作は、これ以上巣に近づくなとという警告です。

ですから、警告を無視してとどまったり、
慌ててハチを手で振り払ったりするのは避けましょう。

監視役のハチは巣を攻撃してきたと判断し、
「警報フェロモン」をばらまきます。

そうすると、巣にいるハチがフェロモンを感知し、
一斉に襲いかかって来てしまうので、

警告に気づいたら、
慌てず静かにその場を離れる事が肝心です。

スズメバチを寄せ付けない方法

スズメバチを寄せ付けない、
寄ってこないようにするためには
どうすればよいのかというと

被害に遭わない心がけとして、

1.黒いものを襲う習性があるため、
 黒っぽい服は避ける

2.頭も刺されやすいので、
 帽子をかぶったり、タオルで大津たりする

3.ハチの針が肌まで届きにくい厚手の長袖や長ズボンを着用する

4.香水や制汗剤の香りや成分は、
 ハチを刺激するおそれがあるため使わない

などが挙げられます。

遠足の経路やマラソン大会のコース付近に
スズメバチのすがないか
下見するのも有効ですが、

例えば7月と9月とでは、
巣の大きさや働きハチの数などは
大きく異なります。

巣が小さいと見逃してしまうこともあるため、
下見をするならなるべく直前にしましょう。

橋の下や目に付きにくい場所に
巣が作らられていることもあり、

下見には十分注意しながら
入念にしておきましょうね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ススメバチの被害が目立ち始めたのは、
1980年台に里山の宅地化が進み、

スズメバチが住宅の軒下や屋根裏、
橋の下のドに巣を作るようになったことが
原因と言われています。

つまり、人との距離が
近くなってしまったがために
被害が相次ぐようになってしまったので、

ほどよい距離感を保ちながら
できるだけハチを刺激しないように心がけましょう。

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