正月や新年のしつらえ方は?鏡餅のしつらえはどうやる?

生活 行事

正月や新年のしつらえ方は?鏡餅のしつらえはどうやる?

スポンサードリンク

門松を立てたり、しめ縄を張ったり、
正月に飾り物は欠かせませんが、

屋内も同様に調度類で飾り立てる
「しつらえ」をほどこして

すがすがしい気持ちで新しい年を
迎えてみてはどうでしょうか?

そこで今回はこの室内の「しつらえ」と
鏡餅のしつらえ方について
お伝えしてまいります。

スポンサードリンク
  

正月や新年のしつらえ方は?

古来、日本では祈りや感謝の気持ちを
物や形に込めて表してきました。

そして、各家庭に年神様を迎え
良き年であるようにと祈るのがお正月です。

この時の飾りに一手間かけたものが

「しつらえ」で、

その感謝の意味を表しています。

では、具体的にどんな飾りが良いのかというと
お勧めなのが

「盛物」と呼ばれる飾り物です。

年中行事や節気に合わせて、
季節の植物や縁起の良い小物を
組み合わせて皿や盆に盛ります。

おめでたい正月には
「芽が出た」根菜類や、

呼び名が「吉」に通じる柑橘類も良いですよ。

手に入りやすいものでのしつらえ方は、
例えばカブは茎や芽、

大地とつながる根の部分を残し、
紅白一対を用意して寄り添わせて盛りります。

また、ブンタンや
バンペイユなどの柑橘類を置き、

その上に結び目を作った
紅白や五色の紐を添えます。

紐を結ぶのは、『結ぶ』という言葉に
『魂を産む』という意味もあるからです。

一対の鶴と亀、虎など縁起の良い動物の小物を
盛物に添えるのも良いですね。

鏡餅のしつらえはどうやる?

正月飾りに欠かせない鏡餅の
「しつらえ」はどうするのかというと、

まずは「三方」と呼ばれる
白木の台を和紙を敷き、鏡餅を置きます。

そして台上の四隅と鏡餅の周囲には、
干し柿、ごまめ、栗、黒豆を盛ります。

これは「祝いの四品」と呼ばれる
縁起の良い食物で、
おせちなどによく使われます。

ポイントは盛る時に
時計回りに置いていき、

鏡餅の上に手を
かざさないようにするのが作法です。

あと、盛物は基本的に
普段の生活で目をやる高さより
一段高い場所置きましょう。

サイドボードや
ダイニングテーブルなどの上なら
長板を1枚渡した上にしつらえましょう。

●いつまでに飾る?
飾り付けは28日までか、
30日に行いましょう。

29日は「苦」に通じ、
31日は急ごしらえの「一夜飾り」となって、

どちらも好ましくありませんので避けましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

近頃は正月や正月飾りを
簡素に済ますご家庭も増えていますが、

日頃の生活に感謝し、
次の年も良い年であるよう
願いを込めることは大切なことです。

一つ一つのものに込められた意味を考えて
丁寧にしつらえてみてはどうでしょうか?

関連記事:おせち料理の詰め方 三段重の場合に仕切りはどうする? 意味も紹介



スポンサードリンク

-生活, 行事
-,