乾癬の治し方にはオテズラ効果的?オテズラの特徴や副作用は?

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乾癬の治し方にはオテズラ効果的?オテズラの特徴や副作用は?

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皮膚にかさぶたのような
発疹が広がる病気である乾癬。

その乾癬の新しい飲み薬が
2017年に約25年ぶりに登場しました。

そこで今回は、従来の飲み薬と違って
重い副作用が少ないこの治療薬
「オテズラ」と乾癬について
お伝えしてまいります。

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乾癬の治し方やオテズラの効果は?

まず、乾癬にはどのような
症状があるのかというと、

厚く硬い発疹が頭や肘、
脚などにひろがり、
ぼろぼろとはがれるのが特徴で、

かゆみを伴ったり、
爪が変形したりする場合もあります。

原因としては元々のなりやすい体質に、
肥満や糖尿病、ストレスや風邪といった

要因が重なって発病すると考えられ、
患者は全国で約40万人いるとされています。

病気自体は、
他人に感染することはありませんが、

患者にとっては、
見た目の問題から生じる
生活上の苦労は深刻です。

例えば、症状を見られないようにと
外出を避ける、落ちた皮膚が目立つため

黒っぽい服を着られない、
などの問題があります。

皮膚は表面で新しい細胞作られ、
通常は約1ヶ月のサイクルで
古い細胞と入れ替わるのですが、

乾癬を発病すると、
免疫細胞の異常で炎症が起こり、

新しい細胞が過剰に増殖するため、
そのサイクルは4~5日に短縮します。

その結果、細胞が重なって
ふくらんで発疹となり、
古い細胞ははがれ落ちます。

このように発症した場合、
どのように治すのかというと、

治療は薬が中心になります。

症状の範囲が部分的なら
炎症を抑えるステロイドなどの塗り薬を使い、

範囲が広がってくると飲み薬や、
生物が合成するたんぱく質をもとに作られた
生物学的な製剤を使用します。

この製剤は、飲み薬では症状が治まらない
重症患者に注射や点滴で投薬するのですが、

炎症物質にくっついて炎症を強力に抑えますが、
作用が強い分、感染症にかかりやすくなります。

B型肝炎や結核にかかると
再発の恐れがある
など

いくつか課題があり、問題が起きた際に
対応できる病院で主に使います。

その中で注目を集めているのが
2017年に発売された「オテズラ」です。

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乾癬に効果的なオテズラの特徴や副作用は?

オズテラは免疫細胞に取り込まれて、
炎症の原因となる物質の放出を抑え、
全身に作用します。

人によっては下痢や
吐き気がありますが、
重い副作用は起きにくいとされ、

効き方は穏やかですが、
身近な開業医に通って
治療できるのが大きなメリットです。

このように重い副作用が少ないとされる
オズテラですが、油断は禁物です。

新薬は思わぬ副作用が
起きることもあり、

臓器への影響を調べる検査は
時々受けるようにしましょう。

●主な薬による治療法
薬の種類:ステロイド(塗り薬) 
特徴:基本的な治療で即効性がある
課題:広い範囲に塗るのが大変

薬の種類:免疫抑制薬(飲み薬) 
特徴:効き目が比較的強い
課題:血圧上昇や腎機能低下の副作用がある

薬の種類:生物学的製剤(注射や点滴) 
特徴:炎症物質の働きを抑え、効き目が強い
課題:感染症にかかりやすくなる。価格が高い。

薬の種類:オズテラ(飲み薬) 
特徴:重い副作用が起きにくい
課題:効き目が緩やか

乾癬を悪化させないため
普段の生活では、

喫煙や過度の飲酒は避け、
低カロリーで魚や野菜中心の食事を
取るのが望ましいです。

また、ストレスは症状悪化に繋がるため、
趣味やスポーツで気分転換することも大切です。

●日常生活での留意点
・喫煙や過度の飲酒は避ける
・食事は魚や野菜中心が望ましい
・ストレスを溜め込まない
・ほどよく日光にあたる
・入浴中に肌を強くこすらない
・保湿剤をこまめに塗る

まとめ

いかがだったでしょうか?

乾癬を避けるためには
保湿剤を塗ることも大切ですし、

入浴時には皮膚を刺激しないよう
強くこすらず、石鹸を泡立てて
軽く洗うようにしましょう。

また、お風呂は熱いとかゆみが増しますので
40度以下のぬるま湯を心がけてくださいね。

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