七五三の着物はレンタルがいいの?そして女の子の着付けは?

行事

七五三の着物はレンタルがいいの?そして女の子の着付けは?

2016/10/14

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この時期、子供の健やかな成長に感謝し
これからの健康と幸福を願って行われるのが七五三です。
ですが、普段行事に疎い方や
ご自分が子供の頃経験されてこなかった方には
分からないことが多いと思います。
そんな方にお役に立つ知識を紹介してみました。

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七五三の着物はレンタルがいい?買ったほうがいい?

七五三はそれぞれ七歳、五歳、三歳の節目に行う行事で
一般的には二十八宿の鬼宿日にあたる
11月15日に祝うものとされています。

ですがこの日は当然、
行事を行う方も多く特に有名な神社などは
非常に込み合っていることも予想されるので
ご都合にあわせてあえて前後の休日などに行うのが懸命でしょう。

そのためやはり、11月15日や
その周辺の休日は写真館や美容院の予約も集中ています。
もし、七五三を祝われる予定があるのなら
予約を早めに取っておくことが大事です。

なぜなら、最近の傾向として
写真館や美容院で着物のレンタルも含めて
全て行うサービスが定着しているからです。

そうなると直前になって予約を取ろうとして取れなかった場合
着物の手配はもちろんのこと、
髪のセットやメイク、写真撮影などの一切を
自力でするか個別に依頼しないといけなくなってしまいます。

では、かりに着物を自前で用意した上で予約を取る場合はどうでしょう?

一部持ち込み料を取っているところもありますが、
基本的には持ち込み料を取っていないというところも多くあります。

ただし、着付けに用いる和装小物などはこちらが全て用意しなければならず、
サイズの微調整なども自分で行うか予約したところで有料で行わなければなりません。

結果、レンタルするよりも費用と手間が数倍かかってしまいます。
ですから、自分が着ていた着物を着せたい又は家族に姉妹がいるなど
思い入れが強い時を除き、費用だけを考えるならレンタルのほうが経済的です。

七五三の着物に関する女の子の場合あれこれ

七五三は普段と違ったハレの舞台なので、
オシャレに敏感な女の子も期待や不安などで
落ち着かないかもしれません。
そんな時に気をつけておくべき点を上げておきます。

上記で述べたように、オシャレに感心の高い女の子は
きっとその着物も自分で選びたがるでしょう。

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ですから無理矢理、親の好みを押し付けることは止めて
まずはお子様の自由に選ばせて上げましょう。

それでもし、ご予算などの都合が合わなければ
それとなく別の衣裳を見せて、
上手く他のものに誘導して上げてください。

予約しているところのカタログなどを事前に
お子様とチェックされれば揉めることなく
スムーズに行事を行うことができるでしょう。

その際はメイクも変えて、いつもより
ちょっぴり大人っぽくしてあげても
喜ぶかもしれませんね。

またレンタルの場合、かわいらしいドレスなど
洋装の衣裳も豊富に揃っていますので
なかにはウェディングドレスなど
およそ七五三に相応しくないものを
選ばれることもあるかと思います。

そんなときはやはり無理に諦めさせるのではなく
記念写真だけをその衣裳で行い、
後日新たに着物を着せてお参りに行かれる
お子様の思い出にも残る七五三となるでしょう。

さらに写真撮影日とお参り日を分けるのは
衣裳を変えた場合だけでなくてもかまいません。

当日は混雑も予想されますのでお参りに行かれる神社によっては
日を改めた方が余裕をもって挑めるでしょう。

なので、ご都合によって臨機応変になさってください。

七五三の着物の着付けはどうやるの?

女の子の場合は三歳で髪置(かみおき)
五歳で帯解き(おびとき)になりますが、
それぞれ着物の着付け方が違うので気をつけましょう。

髪置の場合、晴れ着に帯は結ばず袖がなく
襟付きて朱色の被布(ひふ)を羽織ります。
草履は畳地のこっぽりや金襴地の腰高を履きます。

体に合わせて肩上げ、おはしょり(帯の下の部分)や
腰あげをした友禅模様の絵羽(えば)つけや
総柄(そうがら)の友禅模様を準備します。

綿織りなどの丸ぐけ紐か紅白の組み紐を帯締めにし、
丸帯をしっかりと結びます。
足元には畳表のぽっくりか布製の草履を履きます。

まとめ

ここまで色々な知識や作法をご紹介してきましたが
くり返し述べたように行事の主役はあくまでお子様です。

親の都合で着物やスケジュールを優先させ過ぎてしまうと
当日、肝心な時にぐずったり機嫌が悪くなったりして
せっかくのお祝いが台無しになってしまいます。

それではお子様に良い思い出を残せなくなってしまいますので
そうならないためにもお子様のことを第一に考えて準備されてください。

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