家庭で食中毒を防止する3つの方法 冷蔵庫、自然解凍、保存容器

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家庭で食中毒を防止する3つの方法 冷蔵庫、自然解凍、保存容器

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気温が高くなるこれからの時期、
余ったおかずを保存したり、

料理を作り置きしたりする際には、
食中毒に気をつけたいですよね。

そこで今回は、家庭で食中毒を防止する
3つ方法をお伝えしてまいります。

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家庭で食中毒を防止する3つの方法 冷蔵庫のいれ方

食中毒を引き起こす菌は、
カンピロバターやサルモネラ菌など
様々ありますが、

温度が15~40度で増えるものが多く、
特に30度を超えると活動が盛んになります。

ただ、夏場はもちろん、
冬場でも室温を20度以上に
保っている家も多いでしょう。

年間を通じで注意が欠かせません。
温かい料理を室内で放置すると、

冷める家庭でこの温度帯を
ゆっくり通過することになります。

こうなると、菌が繁殖しやすくなるので、
室温で長時間放置しないように
することが大切です。

●冷蔵庫のいれ方
お伝えしたように料理を保存する際には、
短時間で冷やすことがポイントになります。

カレーや煮物の鍋は氷水を張ったボウルに漬け、
中身をかき混ぜるとすぐに温度が下がります。

また、保存容器に小分けにする方法でも、
比較的に早く冷ますことが可能です。

汁気の少ない炒め物などは、
大きめの皿に広げると、
熱が逃げやすくなります。

出来たての料理は粗熱がとれてから、
冷蔵庫や冷凍庫に入れるようにします。

熱い状態で冷蔵庫に入れると、
庫内の温度が上がり、

周りの食品が傷んでしまいかねないので
可能な限り避けてください。

着たくが遅い家族のために
取り分けておく場合も、冷ました上で
冷蔵庫に入れておくようにしましょう。

家庭で食中毒を防止する3つの方法 自然解凍は避ける

●自然解凍は避ける
冷凍した料理を食べる際の解凍法も注意し、
室温で戻す自然解凍は避けてください。

なぜなら常温では、解凍する間に
菌が繁殖する恐れがあるからです。

多少時間がかかっても、
冷蔵庫に移して解凍しましょう。

時間がない時は、凍ったまま
鍋や電子レンジで加熱し、
一気に温めるようにしてください。

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また、冷蔵庫の中に大量の食材を詰め込むと、
冷気の吹き出し口をふさいで、

庫内の温度が十分に下がらない
恐れがあるので避けましょう。

食材の水分が多い場合も、
菌が繁殖しやすいため、

傷みにくくするには、
しっかりと火を通して
できるだけ水分をとばしてください。

焼く、揚げる、炒めるといった料理法に加え、
炒めてから煮る「炒り煮」も効果的です。

ほかには、塩や砂糖を加えると
食品中の水分が減り、
傷みにくくなるので、

日持ちさせたい場合には、
味付けを濃いめにすると良いでしょう。

保存した料理の臭いで食べられるかを
判断する人もいますが、
臭いだけで判断するのは禁物です。

食べ物が臭うのは腐敗している場合であって、
食中毒を引き起こす菌は繁殖しても臭わない
ということを覚えておいてください。

家庭で食中毒を防止する3つの方法 保存容器も清潔に

●保存容器も清潔に
調理や保存に気を配っていても
保存容器に菌が付着していれば意味がありません。

手軽かつ有効ななのが、
熱湯消毒です。

使用前の容器はきちんと洗った上で、
ヤカンなどで熱湯を回しかけましょう。

消毒後は清潔な布巾で拭き取るか、
自然乾燥させてください。

保存容器にパッキンなどがついている場合は
外してから熱湯消毒をしましょう。

冷蔵庫や冷凍庫の中も、
アルコールを含ませた布で拭くなどして
定期的に除菌してください。

もちろん、調理の前や途中で
トイレ行った後や、生の肉や魚に触った後には、

必ず石鹸で手洗いすることも
習慣づけてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

気温が高くなる梅雨や夏でも少しの工夫
食中毒を引き起こす菌を遠ざけられますので、
普段から意識するようにしてくださいね。

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