口臭予防歯磨きや商品、口臭予防で気をつけるポイントや原因は?
11月8日は日本歯科医師会が定めた
「いい歯の日」ですが、
この日に限らず、歯磨きなどで
口の中を清潔に保つことは、
気になる口臭予防にも効果的です。
そこで今回は、エチケット意識の
高まりを背景にした
口臭予防の歯磨き剤や商品、
口臭予防で気をつけるポイントなどについて
お伝えしてまいります。
口臭予防の歯磨きや商品は?
口臭への不安が強いという
若者に注目して誕生したのが、
ライオンが発売している「NONIO(ノニオ)」です。
同社の調査では、20~30歳代の多くが
口臭対策に不安を感じていることが分かりました。
そこで原因菌の洗浄や殺菌効果を強化した
歯磨き剤を開発しました。
清涼感が持続する成分を加え、
効果を実感できるよううにしました。
若年層に向けたCMを展開して、
同時発売のマウスウォッシュも含めて
2018ねん6月までの売上高は、
計画の3割を上回っています。
ライオン:NONIO(ノニオ)ハミガキ
原因菌の洗浄、殺菌効果を強化し、
清涼感が持続する成分も配合
想定価格:360円前後
第一三共ヘルケアが発売している
「ブレスラボ」は、
臭いを香りでごまかすのではなく
元から取り除くことにこだわっています。
歯肉炎予防ができる薬用成分を配合し、
臭いの元となる物質を吸着する成分加えました。
第一三共ヘルスケア:ブレスラボ
口臭予防に効果がある薬用成分を
厳選して配合。殺菌と同時に臭い物質を除去
想定価格:950円
花王の「薬用ピュオーラ 泡で出てくるハミガキ」は
口臭の原因となる舌の上の菌に注目しており、
泡状の製品を舌に直接のせて殺菌してれます。
2018年4月に発売後の出荷額は
当初計画の約2倍に達しています。
花王:薬用ピュオーラ 泡で出てくるハミガキ
舌の菌を泡で殺菌。口全体に広げて
歯磨き剤として使える
想定価格:1350円前後
舌をきれいする小林製薬の
「ブレスケア 舌クリン」は、
汚れをかき出すブラシと、
取り除くヘラがひとつになっています。
ヒダ滋養になった部分の
取りにくい汚れも落とせます。
小林製薬:ブレスケア 舌クリン
舌の汚れをヘラとブラシのダブル機能で取り除く。
ふつうとかための2種類
希望小売価格:336円
口臭予防の効果を確認するにはタニタの
「ブレスチェッカー EB-100E」が便利です。
息を吹きかけるだけで
臭いの強さを6段階で判定します。
手のひらサイズで周囲の目も気にせず
外出先でも気軽に使えます。
タニタ:ブレスチェッカー EB-100E
臭いの強さを6段階で判定。
計測完了などを振動で知らせる
想定価格:5378円
市場調査会社のインテージによると、
口臭予防対策用品の市場は
2017年度には383億円で、
2013年度の322億円から
約2割伸びています。
日本歯科医師会の調査(2016年)によると、
自分の口臭が気になった
経験がある人は80.6%です。
「スメルハラスメント(スメハラ)」という
言葉が登場するなど、
臭いに対する関心の強さが
需要の後押ししていますね。
口臭予防で気をつけるポイントや原因は?
口臭の原因や日常生活で気をつける
ポイントとはなんでしょうか?
口臭には、健康な人にもある
「生理的口臭」と、
歯周病などが原因の
「病的口臭」があります。
生理的口臭は、口の中ではがれた粘膜を
菌が分解することなどで発生しますが、
起床時や緊張した時など、
唾液が少なくなった時に強くなります。
唾液には洗浄や殺菌効果があるためです。
そのため、予防は正しい方法で歯を磨き、
口の中を清潔に保つことが基本です。
朝食を食べで唾液をしっかり分泌し、
ストレスをためないことも重要です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
口臭予防は最低限マナーである反面、
口臭自体は誰にでもあるものなので、
過度に気にする必要はありません。
ただ、どうしても心配な場合は、
家族や身近な人に尋ねるか、
口臭を判定できる歯科医院を訪ねてくださいね。
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