夏のドライブ 車内の熱中症対策や症状、対処法は?

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夏のドライブ 車内の熱中症対策や症状、対処法は?

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暑い時期のドライブは
熱中症に気をつけたいところですが、

乳幼児や小さな子供は
体温を調節する器官が未熟なため、
特に注意が必要です。

そこで今回は、夏のドライブでの
自動車内の熱中症の危険性と対策や
対処についてお伝えしてまいります。

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夏のドライブは車内でも熱中症になる?

まず、注意したいのが長く駐車していた車に乗る時です。

時間帯にもよりますが
真夏の晴れた日には、
車内の温度が50度をこすこともあります。

日本自動車連盟(JAF)が
2012年8月に行った実験では、

気温35度の晴れた日に、
正午から古語4時まで
炎天下に駐車しておいたところ、

午後3時頃には黒い車は車内の温度が57度、
白い車でも52度まで上昇しました。

フロントガラスの内側に
日除け(サンシェード)を装着した場合、

ダッシュボード付近は日陰になり
温度の上昇を抑えられましたが、
室温はあまり変わりませんでした。

同じ環境のもとで、温度や湿度、
日射をもとにした「暑さ指数」(WBGT、熱中症指数とも)

が、エアコンを止めてから
どのように変化するかを調べたところ、

わずか5分後に「警戒」レベル、
10分後に「厳重警戒」、
15分後には最も熱中症になりやすい
「危険」レベルに達しました。

JAFによると、日差しがそれほど強くない
4月の最高気温23度の日でも、

朝から止めておいた車内は、
最高で49度近くになった
ということですので、
十分な注意が必要です。

たとえ短時間でも
熱中症になる恐れがありますので、

子供がチャイルドシートで寝ていても、
車内に残すことはやめましょう。

●エアコン停止時の熱中症指数
直後:ほぼ安全
3分後:注意
5分後:警戒
10分後:厳重注意
15分後:危険

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車内の熱中症対策や対処は?

では、車内の熱中症を予防するには
どのような対策がとればよいのかというと、

高温の車に乗る時は、
まず、窓を開けて外気を入れましょう。

チャイルドシートのベルトに付いている
固定用の金具類が熱くなっていることもあり、
やけどの危険ずあるので触らないことです。

ドライブ中は、首のまわりや
背中に汗をかいていないか、
ほおがあかくほてっていないかなど、
こまめにチェックしましょう。

車内には水とうちわ、
タオルを用意しておき、

体が熱くなっていたら、
濡らしたハンドタオルで首のまわりを覆い、
うちわであおいで気化熱を奪ってあげましょう。

エアコンの風は直接当てない方が良く、
水分補給は、吸収の良い

経口補水液が好ましいのですが、
生後3~4ヶ月の赤ちゃんなら
母乳でも大丈夫です。

嘔吐や頭痛などの症状がある時や、
さらに汗が出なくなって手足が冷たい、

呼びかけても反応が鈍いなどの場合は、
すぐに医師の診察を受けてください。

旅行に出る際は、
旅先の休日診療機関なども確認しましょう。

風邪気味や胃腸炎の時は、
熱中症のリスクがさらに高まる
ので、
旅行を延期することも考えましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

車内はクーラーをつけているからと
安心してしまいがちですが、

お伝えしたように、
日差しが集中していたり、
エアコンの風向きによっては

子供のいる座席に熱が
こもってしまう場合もありますので、
十分に気を配るようにしてくださいね。

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