ポイント投資の仕方や注意点は?

ショッピング 生活

ポイント投資の仕方や注意点は?

買い物などの際に、
支払った額に応じて貯まるポイントは、

商品と交換したり、
次の買い物の支払いに
利用したりできます。

これに加えて、最近はポイントを使って
投資ができるサービスも広がってきました。

そこで今回は、実際の投資の仕方や
注意点についてお伝えしてまいります。

  

ポイント投資の仕方は?

ポイントカード投資サービスは、
ポイントカードやクレジットカードの利用で

たまったポイントを原資にして、
投資信託などで運用するものです。

運用結果次第で、ポイントが増減し
複数のポイント発行会社が提供しています。

現金を使わずに、
資産運用とはどんなものを
疑似体験することができるので

初心者がとりあえず投資に
触れてみるものとしておすすめです。

では、実際にどう始めればよいのか、

クレディセゾンの「永久不滅ポイント」を
使ったサービスを例に説明します。

まず、自分の永久不滅ポイントを
専用の運用口座に移します(チャージ)。

次に、用意されたコースから
投資対象を選んで投資します。

投資対象は、
東証株価指数(TOPIX)に連動するもの、

外国の株式や債券を中心に
積極的に運用するものなど様々です。

ポイント数は運用結果によって日々増減し、
自分の好きなタイミングで
運用口座に戻すことができます。

さらに永久不滅ポイントに戻して
好きな商品に交換してもいいですし、
別コースで投資を再開することも可能です。

他にも、証券口座を開くことで、
より本格的な投資に挑戦できるサービスもあります。

例えば楽天スーパーポイントを使ったサービスでは、
楽天証券に口座を開くと、

1ポイント=1円として現金と同様に利用でき、
同証券で取り扱う約2600種類の
投資信託を購入できます。

投資信託ほ毎月一体額買い付ける
「積み立て投信」の利用も可能です。

また、Tポイントの場合、
SBIしょうけンなどが

2018年に設立した証券会社を使って
国内株式を購入できる
サービスを、近く始める予定です。

2019年10月の消費増税に伴い、
政府がクレジットカードや

電子マネーなどのキャッシュレス決済を
利用した人にポイント還元策を行うなど、
ポイントがより身近になることが想定されます。

一方、低金利が長らく続く中で
人生100年時代を迎え、
お金を増やすことが簡単ではなくなっています。

●ポイント投資の仕組み
買い物などで
貯まったポイント

  ↑チャージ・
  ↓取り出しは自由
運用口座
  ↑希望のポイント数を
  ↓投資信託で売買
複数の投資対象コース

スポンサードリンク

ポイント投資の注意点は?

せっかくポイントをためていたとしても
失うリスクはあります。

また、ポイント投資サービスは、
運営会社によって内容が異なりますので、

どこでも同じような投資が
できるわけではない点には注意が必要です。

まず、自分がよくためているポイントの運営会社が、
投資サービスを提供しているかを確認しよう。

さらに、自分が投資したい対象が
あるかなどもチェックしましょう。

また、運用するポイントを増やしたいからと、
不要なものを買ってまでポイントを貯めるのは、
無駄遣いになりますので本末転倒です。

他にも、運営会社の経営状況にも
気を配る必要があり、

ポイントは預貯金と違い、
発行会社などが経営破綻した場合は保護されず、
ポイントを失ってしまう危険性があります。

死亡時に相続できないポイントもありますので、

ポイントサービスの規約や
約款を確認しておきましょう。

ただ、財布をいためずに、
国内外の景気や企業の取り組みが株価や
投資信託の値動きに影響するいう、
経済の仕組みを学ぶことができます。

●主なポイントサービス
使用ポイント 永久不滅ポイント  楽天スーパーポイント  dポイント
       (クレディセゾン)    (楽天)      (NTTドコモ)

方法      疑似運用    疑似運用・投資信託購入  疑似運用
 
特徵   4つの投資信託コースか そのままポイントを   アクティブと   
     実在企業の株価に   2コースで運用するのもと バランスの2コース
     連動するコースを選ぶ 楽天証券の口座を開設   からの選択
                すれば投資信託を
                購入できるサービスがある
                

まとめ

いかがだったでしょうか?

長い老後を考えれば、
自助努力で資産作りをすることが
今後ますます必要になりますので、

その第一歩として、
ポイント投資を検討してみても
いいかもしれませんね。

関連記事:クレカポイントの仕組みや貯め方と活用、リボ払いの手数料には注意?
     ネットスーパーの使い方やその費用は?失敗しない注文の仕方は?



-ショッピング, 生活
-,