熱中症やかくれ脱水の予防のポイントは? 熱中症やかくれ脱水の予防のポイントは?

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熱中症やかくれ脱水の予防のポイントは?

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急な猛暑の到来のため、
熱中症で救急搬送される人が増えています。

特に高齢者小さい子供は
注意が必要です。

そこで今回は、
熱中症やかくれ脱水の

予防のポイントについて
お伝えしてまいります。

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熱中症やかくれ脱水の予防のポイントは?

総務省消防庁の統計によると、
熱中症で救急搬送される人は
毎年7月に急増します。

しかし、今年は6月20~26日の
1週間だけでも全国で4551人(速報値)が
救急搬送されました。

2021年の同時期と比べると
3448人多いです。

今年は特に6月にもかかわらず
記録的な暑さが訪れたため、

体が暑さに慣れる「暑熱順化」が
進んでいない人も多いようです。

また、熱中症は脱水状態が
進んで起きますが、

症状が進行するまで
脱水に気付かないこともあります。

特に高齢者は、若い人に比べて
体の水分量が少なく、

喉の乾きも自覚しにくいため、
規則正しい食事を心がけて、

1時間毎にコップ一杯の水分補給など、
喉が乾いていなくても、
こまめに水分を取るようにしましょう。

トイレに行く回数を減らしたい人もいますが、
脱水症を防ぐことが最優先です。

高齢者は屋内でも
熱中症にかかりやすいので、

袖や襟が広く、風通しのいい服を着ます。

加齢のために暑さに対する
感覚が鈍くなる人もいます。

必ず温度計を見て、
室温を調整するとよいでしょう。

早朝の軽い運動などで筋力を
少しでも維持することともに、
汗をかく機能を取り戻すことが大切です。

コロナ禍で自粛生活が続いていた人は
特に心がけてください。

小さい子供も脱水症状を起こしやすく、
新陳代謝が活発で水分を消費しやすい上、

体温の調節機能が十分に
発達していないからです。

「喉が渇いた」などと言えない乳幼児や、
遊びに無中になって水分補給を
忘れている児童に対しては、

ふらつきやだるさが見られないかなど
周囲の大人が注意して見守ることが必要です。

もし脱水が疑われる場合は
どうしたらいいのでしょうか。

薬局などで販売されている経口補水液で
早めに水分を補給することが大切です。

補水液には塩分と
糖分が含まれていて、
水分の吸収が速いです。

時間がたつと重症化するので、
気になる症状があるときは早めに
医療機関に相談してください。

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●「かくれ脱水」が疑われる主な症状
【 高齢者】
□皮膚がかさつくようになった
□口の中がねばつき、つばをゴクンと飲み込めない
□便秘になった
□手の甲をつまみ上げて離した後、
 3秒以上跡が残る
□靴下のゴムの跡が脱いだ後に10分以上も残る

【 子供】
□泣いているが涙の量が少ない
□熱があるのに汗をかかない
□皮膚に弾力性がない

気象予報士によれば、
暑さはしばらく続くそうです。

6月は異例の猛暑でしたが、
7、8月も平年並みか高めで、
9月も残暑が厳しいとみられています。

参考にしたいのが、
環境省と気象庁がホームページなどで
公表している熱中症警戒アラートです。

暑さ指数が33以上と
予測される日に発表されています。

指数が28以上で「厳重警戒」、
31以上になると「危険」とされています
ので、

節電を心配してエアコンを
使わない人もいますが、
無理をせず適切に使ってくださいね。

●熱中症予防のポイント
・エアコンの設定温度を柔軟に調整し、
 扇風機も活用する
・喉が渇いていなくてもこまめに水分補給する
・汗をかいた時は塩分の補給も
・野外ではマスクをはずす
・外出時には日傘や防止を着用し、
 少しでも体調が悪くなったら涼しい場所へ移動する
・熱中症警戒アラートが発表されている時は
 外出をなるべく控える
※環境省や厚生労働省の資料などを基に作成

まとめ

いかがだったでしょうか?

熱中症を引き起こす
脱水症状の一歩手前である

「かくれ脱水」にいち早く気づいて
適切に対処してくださいね。 
 
  

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