レインコートのカビ取りや匂い除去にカビキラーは?しわ伸ばしの方法

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レインコートのカビ取りや匂い除去にカビキラーは?しわ伸ばしの方法

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雨の多い時期や梅雨の季節に大いに役立ってくるのが
レインコートやレインウェアなどの着る雨具ですが、
使ってそのままにしていたら気づいた時に
カビが生えていたり嫌な匂いがこびりついていた
なんてことはないでしょうか?

そこで今回はレインコートについたカビや匂いの除去の方法と
そのあとについたしわの伸ばし方についてお伝えしてまいります。

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レインコートのカビ取りや匂いを除去するには?カビキラーではダメ?

レインコートについたカビを手っ取り早く除去する手段として
真っ先に思い浮かぶのがカビキラーなどの薬剤を用いる方法ですが、

これは溶かす成分が強すぎるため色も同時に落ちてしまい、
またムラにもなるので絶対にやめてください。

なにより雨水を弾く撥水性や防水性も低下してしまうため
むしろレインコートが劣化してしまいます。

では、どのように除去すればよいのかというと...

●レインコートのカビ取り

カビを取るにはまず、40度~50度の200グラム(200cc)のぬるま湯に
粉末の酸素系漂白剤(ワイドハイターやカラーブライト)
15グラム(15ml)入れて溶かします。

十分に溶かしたらその液体を
レインコートのカビが発生している部分に漬けて
歯ブラシなどでこすってください。
あまりゴシゴシやると生地が痛むので
痛めないよう繊維にそって丁寧に行ってくださいね。

取れたら水でよくゆすげばOKです。
これでカビを除去することができます。

●レインコートの匂い取り

次に嫌な匂いの取り方ですが
カビの時と同じ40度~50度のぬるま湯を用意し、
そこに同じく粉末の酸素系漂白剤を溶かします。

ただし、今度の場合はレインコート全体を浸けるので
15リットル(15キログラム)のぬるま湯を使用します。

そこに15グラム(15ml)の酸素系漂白剤を入れてよく溶かし
そこにレインコートを1時間以上浸けてください。

浸け終わったら水でよくすすいだあと、日に当てて干しましょう。

嫌な匂いは取れたけど、
漂白剤の匂いが気になったり残るという場合は
このように日光に当てると抜けやすくなるので
よく晴れた日にあわせて浸け置きするようにしてくださいね。

レインコートのカビ取りが終わった後のしわの伸ばし方は?

カビや匂いは取れたけど、キレイに畳んでおかなかったせいか
全体的にしわが目立って見た目が良くないってこともありますよね?

そんな時には何をすれば
しわが伸びて目立たなくなるかお伝えします。

簡単な方法としてはしわになっている
レインコートの繊維が伸びやすくするため
やはり40度~50度のぬるま湯に浸けます。

5分から10分浸けて繊維が十分に温まったら
取り出して軽く水気を切って
しわが伸びるようにハンガーに吊るします。

後はそのまましわがつかないように

乾くまで陰干しすればOKです。

ただ、これでも取れないような

深いしわができてしまった時にはどうすればよいのでしょう?

そのような場合にはスチームアイロンの蒸気を、
しわが深くなっている箇所に丁寧に当てて伸ばしていきます。

ここまですればほとんどのしわを伸ばすことが可能です。

ただ、スチームアイロンは温度も高くなってしまうため、
熱に弱い素材でできたレインコートに使用すると
痛んだり溶けたりする恐れもあるので、

必ず洗濯表示を見てアイロンがOKかどうか
確認してから使用するようにしてくださいね。

レインコートのカビや匂いが発生する原因は?

ここまで、カビや匂いの
除去方法についてお伝えしてきましたが
では、その原因とはいったいんなでしょう?

それが細菌の繁殖です。

細菌の繁殖条件は水分や汚れが豊富であると同時に
高温多湿な環境ですので、着用したした後のレインコートは
まさにこの条件に合致します。

しかも、レインコートは水分と同時に
基本的に空気も遮断するため蒸れやすく、
また汗もかきやすくなっています。

ですから、使用後にちゃんと乾かして
水分や熱を取り除いておかないと

細菌やカビが繁殖して嫌な匂いの元となる物質を
放出しつづけてしまうんですね。

これを防ぐためには使用後は必ず、
風通しの良い日陰で十分に乾かすようにしてくださいね。

まとめ

雨の日は濡れた身体や衣服を拭いたり乾かすために
ついつい使用した傘やレインコートのことを忘れてしまいがちですが、

そのまま放置してしまっては細菌にとって
繁殖しやすい状態になっているので

これを防ぐために雨具は使用後に
必ず干すという習慣を身に着けておきましょう。

関連記事:レインコートの使用後は?干し方や干す場所、畳み方や保管方法について

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