子供のスマホ閲覧制限義務とはなに?親ができるスマホの制限は?

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子供のスマホ閲覧制限義務とはなに?親ができるスマホの制限は?

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スマートフォンを通して
子供が犯罪の被害に遭わないよう、

有害サイトの閲覧を制限する機能の
説明などを携帯電話事業者に義務付けた
改正法が2018年2月に施行されました。

スマホを購入する機械が増える機会に、
改正の内容を理解するとともに、

親子で使い方やルールを
きちんと話し合う必要があります。

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子供のスマホ閲覧制限義務とはなに?

「改正青少年インターネット環境整備法」は、
2018年1日に施行されました。

親が契約者でも実際の利用者が子供なら、
その年齢を確認し、

18歳未満の場合は
有害サイトの閲覧制限のための

「フィルタリング機能」を説明するよう
携帯電話事業者に義務付けました。

これは親が不要と申し出ない限り、
事業者がその場でフィルタリングを
設定しなければなりません。

設定すると、アダルトサイトや
出会い系サイトなど

有害情報を含むページに
接続できなくなります。

このため、知らないうちに
犯罪に巻き込まれたり

課金されてしまったりする
被害の防止につながります。

子供の年齢や判断力などに応じた
レベルでの設定が可能です。

ですが、この機能の18歳未満の
利用率(2016年度)は44.6%にとどまります。

そのため、法改正は
この数値の向上も目的としています。

NTTドコモ、KDDI(au)、
ソフトバンク
の主要3社は、

フィルタリングサービスの名称を
「あんしんフィルター」に統一して
普及を図っています。

LINEモバイルが独自の
フィルタリングアプリを無料で提供するなど、
格安スマホも対策を進めています。
「i-フィルター」

店での購入手続きにおいても、
NTTドコモは18歳未満の利用者の
保護者向けに新たな書面を用意していて、

「インターネットの利用で、
有害情報に触れる可能性が
あることなどを理解しました」

などのチェツク項目を設けています。

ただし、今回の改正法でも
親が不要と申し出れば、

フィルタリング機能を
利用しなくても問題はなく、

利用率を高めるためには
なにより保護者の理解が不可欠です。

親ができるスマホの制限は?

親の側が設定しても、
子供が機能がを外す可能性もあります。

スマホについては
子供の方が詳しかったり、

フィルタリングを破る手口を
まとめたサイトなども多数あるため、

親子で同じ機種を使うなどしてス
マホに慣れるようにし、

事業者の新サービスなども
こまめにチェツクするようにしましょう

気を付けなければいけないのが
フィルタリングの設定内容によっては、
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)
利用できるため、

SNSきっかけに犯罪に
巻き込まれる可能性もあるので、
その使い方にも注意が必要です。

1.本人はちょっとした内容と思う情報でも
  個人が特定される恐れがある

2.インターネットに一度投稿したら簡単には消せない

以上、最低限この二つのことは
徹底して言い聞かせましょう。

SNSに投稿する行為は、
家の玄関の前に自分の情報を
貼り出すようなものなので

こうした点を頭に入れて、
親子で使い方のルールを話し合いましょう。

スマホやSNSのマナーについては
auが学校に出向いて教えているほか、

NTTドコモも全国店舗で
親子を対象にした教室を開いていたり、

内閣府のサイト
「ネットの危険から子供を守るために」では、

保護者向けの注意点や相談窓口などの
情報を掲載しています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

子供にスマホを使わせるにあたり、
有害な情報やサイトから守るためには

フィルタリング機能は有効な手段ですが、
記事でもお伝えしたように

フィルタリングを破る方法も
調べることも容易にできるので、

定期的に子供のスマホを
チェックすると良いでしょう。

関連記事:SNSで子供を事件や性被害などの犯罪から守るには?その防犯方法


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