自動車保険でワンデイや24時間単位で加入できるものは?

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自動車保険でワンデイや24時間単位で加入できるものは?

他人の車を一時的に運転した際の
事故に備える自動車保険が注目を集めています。

この保険には24時間単位から加入でき、
スマートフォンからの簡単入力で
契約できることから若者世代にも人気です。

そこで今回は、24時間単位で加入できる
自動車保険についてお伝えしてまいります。

  

自動車保険でワンデイや24時間単位で加入できるものは?

実家で車を運転する場合も、
レンタカーを使うなら保険料も含めた
利用料を支払っているので、
一定の補償が担保されます。

ですが、親の車を運転したり、
レジャーに同行した友人の車で
ハンドルを握ったりする時には注意が必要です。

車に保険がかかっていも、
運転者については「本人と配偶者」などと
範囲や年齢が限定され、
補償の対象にならないケースが多くあります。

場合によっては、
車を借りて事故を起こした本人が
全額負担することにもなりかねません。

東京海上日動火災保険の「ちょいのり保険」は、
契約した時点から24時間という

短い保険期間から加入できる自動車保険で、
最も安いプランは1日24時間で500円です。

事故で他人を死傷させた時や
相手の車を壊して始末た場合などには
無制限に補償を受けられます。

補償を充実させた24時間1500円、
1800円のプランもあります。

2012年1月の販売開始から5年間で、
申込件数が累計300万件を突破していて

10代、20代が加入者の
9割を占めているということです。

学生や若者に人気なのは、
ワンコインからという保険料の安さのほか、
手続きの手軽さもあります。

スマホのサイトで事前に氏名、
生年月日などを登録しおけば、

車を借りるたびにその車の
ナンバーなどを連絡して、
簡単に保険加入を申し込めます。

24時間500円のプランであれば、
保険期間が契約と同時に発効します。

車がなければ不便な地域も多いため、
特に夏休みや春休みのシーズンに
契約数が増えるということです。

三井住友海上火災保険の
「1DAY保険」も、24時間単位で
保険料500円から加入できます。

契約数は累計150万件以上に加え、
コンビニエンスストア「セブン-イレブン」の
店頭にあるマルチコピー機でも契約できます。

あいおいニッセイ同和損保も、
スマホで24時間単位、保険料500円から加入できる
「ワンデーサポーター」を扱っています。

ただし、どの商品も
24時間500円の保険料では、
事故で運転していた車が壊れたときの

修理代(車両補償)が
付いていないことに注意してください。

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1日限りの自動車保険が登場する背景には、
若者の車離れがあり、

総務省の全国消費実態調査によると、
世帯主が30歳未満の家庭で1999年には

1000世帯あたり791台の車を持っていましたが、
2014年には642台まで減少しました。

これに対して、
警察庁の運転免許統計によると、

2016年末に運転免許を保有していた
20~29歳は約1040万人で、
保有率は8割り程度を維持しています。

車を持っている人は減っても、
帰省や旅行といった機会に

車を運転したいと考える人は、
減っているわけではないようです。

●保険料1日500円で支払われる損害賠償金の有無
事故内容                     賠償有無
事故の相手方や通行人を死傷させてしまった       ○
事故で相手方の車を壊してしまった           ○ 
事故で電柱や他人の家屋などを壊してしまった      ○ 
相手方がいない事故で、運転者自身や同業者が死傷した  ○
運転していた車が事故で壊れ、修理が必要になった    ☓
※賠償額は社によって、
また運転する車の古さなどによって異なる

まとめ

いかがだったでしょうか?

どんなに注意しても事故はありうるので、
借りる車の保険の補償が確認できなければ、
加入を考えてください。

その際は、保険料の安さだけでなく、
補償内容をしっかり比較して
選ぶことも大切ですよ。

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