おすすめの機能性ヨーグルトは?
乳業メーカー各社が機能性ヨーグルトを
相次いで発売しています。
健康志向に加えて、
コロナ禍で免疫力への奸臣が高まり需要が
拡大していることが背景にあります。
スーパーやコンビニの店頭には
様々なヨーグル商品が並び、
消費者の選択肢も増えています。
そこで今回は、おすすめの
機能性ヨーグルトをご紹介します。
おすすめの機能性ヨーグルトは?
明治は2022年10月、
ヨーグルトの乳酸菌がつくる成分に、
野菜の栄養素の吸収率を高める効果があるとの
研究結果を発表しました。
EPSと呼ばれる多糖体の作用により、
緑黄色野菜に含まれる栄養素の吸収率が
最大6.5倍に上ることが確認されました。
明治は2023年春にもEPSに着目した
ヨーグルトを発売する予定で、
販売促進を図って計画しています。
総務省の家計調査によると、
2021年のヨーグルトの年間支出額は
1世帯あたり1万1223円で、
2014とくらべて18%増加しました。
需要の高まりを受けて、
各社は次々と新商品を売り出しています。
明治は10月、お腹の脂肪を
減らす機能があるとされる
「M1-2乳酸菌」を使った
「明治脂肪対策ヨーグルト」を発売しました。
同社が行った実験では、
この乳酸菌を含むヨーグルトを1日1個、
12週間摂取することで、
肥満気味の人のおなかの脂肪を
一定程度低減する効果が確認されました。
雪印メグミルクは独自の乳酸菌
「ガセリ菌SP株」を使った商品を開発しました。
脂肪の吸収を抑えて内臓脂肪を
減らす効果を掲げて、
ドリンクタイプやサプリメントを含め
14種類を展開しています。
コロナ禍当初は免疫力に関心が集ましたが、
経済活動が再開するにつれ最近は体型維持や
健康的な食事への意識がより高まっています。
各社は日常生活の中にヨーグルトを
取り入れてもらおうと
それぞれ特色を打ち出しています。
加齢にともなって低下しながら
記憶力に着目したのは森永乳業です。
「メモリービフィズス
記憶対策ヨーグルト」は
認知機能を維持することが報告された
ビフィズス菌を配合しました。
2021年からは、花粉やほこり、
ハウスダストなどによる
鼻の不快感を軽減するという
「ビヒダスヨーグルトKF」も売り出しました。
共同乳業は2022年10月、
血管のしなやかさの維持に役立つとした
「LKMヨーグルトBV
しなやかに血管サポート」
を発売しました。
日清ヨークも、高めの血圧を下げて
一時的なストレス緩和にもつながる
「毎日飲む血圧ケアヨーグルト」を投入し、
消費者に機能性をアピールしています。
●おすすめの機能性ヨーグルト
明治脂肪対策ヨーグルト(明治)150円
おなかの脂肪を減らす機能があるとされる
「MI-2乳酸菌」使用
恵 megumi ガセリ菌 119円
SP株ヨーグルト ドリンクタイプ(雪印メグミルク)
ドリンクタイプ。
「ガセリ菌SP株」を使用。
砂糖は不使用
メモリービフィズス
記憶対策ヨーグルト(森永乳業)152円
記憶力を維持する効果があるとされる
LKMヨーグルトBV
しなやかに血管サポート(共同乳業)143円
血管のしなやかさを維持する効果を掲げる
※価格は希望小売価格。変動する可能性があり
まとめ
いかがだったでしょうか?
値上げの波が押し寄せる中、
各社は付加価値のある
機能性ヨーグルトの開発に力を入れています。
自身の目的に合った商品選びを楽しでください。
ただし過剰な摂取で症状の
改善につながるわけではない点には
留意してくださいね。
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