腰痛のセルフケア対策とその体操は? 腰痛のセルフケア対策とその体操は?

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腰痛のセルフケア対策とその体操は?

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欠勤などで膨大な経済損失に
つながりかねない働く人の腰痛を減らそうと、

厚生労働省の研究班が、
産業医や産業保健師向けの
対策マニュアルを作成しました。

予防の体操やぎっくり腰になった
時の対処法など日常生活にも役立つ内容です。

そこで今回は、
腰痛のセルフケア対策と

その体操について
お伝えしてまいります。

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腰痛のセルフケア対策とその体操は?

腰痛は、へそよりやや上の背中から
お尻の下までの範囲で
1日以上の痛みがあることを指します。

がんや椎間板ヘルニア、
尿路結石などの原因となる病気があるものと、
ないものに大きく分けられます。

多くは原因となる病気がありません。

厚労省の調査によると、
腰痛は自覚症状の中で男性の1位、
女性の2位に挙げられています。

20~79歳の6万5000人を対象にした
専門家の調査では84%が腰痛を経験し、
25%は仕事や学校を休んだことがありました。

欠勤や痛みを抱えながらの出勤で
生産性が低下することによる経済損失は、
年間3兆円に上るとする試算もあります。

こうした背景から2021年度にマニュアルが作成されました。

原因に病気が隠れていないか見極めるため、
1.横向きになってじっとしていても腰が疼くことがある
2.がんの治療歴がある
3.原因不明の熱がある――

など7項目の中で一つでも当てはめれば
医療機関の受診を勧めています。

病気が原因ではない腰痛については、
前かがみで重いものを持ち上げる時に

猫背になる姿勢やストレスなどの
積み重ねによって、

腰痛を発生させる負担が
蓄積されるとしています。

その回避策として、胸とお尻を
突き出した姿勢を紹介ています。

重量挙げの先週がバーベルを
持ち上げる時の姿勢に近いです。

蓄積された腰の負担を
和らげる体操も紹介しています。

お尻に両手を当ててから、
のけぞる「これだけ体操」です。

腰の筋肉をほぐすことが期待できます。

ぎっくり腰の対処法は、
うつぶせになってゆっくり体をそらす
「アシカポーズ」を解説しています。

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かつては安静にしてコルセットで
固定することがよいとされていましたが、

現在は活動を維持する方が
回復につながるとされています。

●腰痛のセルフケア
腰痛経験の有無
仕事などを休んだ
25%

支障があっても仕事を休まなかった
13%

視床のない腰痛
46%

腰痛なし
16%


84%に腰痛あり
年間3兆円の経済損失

病気が原因の恐れるがある腰痛
□横向きになってじっとしていても、
腰がうずくことがある
□鎮痛薬を使うと一時的に楽にはなるが、
頑固な腰痛がぶり返す
□がんの治療歴がある
□ステロイド剤の注射や飲み薬での
治療歴が3ヶ月以上ある
□原因不明の熱がある
□就寝後に痛み出目を覚ます
□お尻から太もも以下へジンジン・
ビリビリ放散する痛み・しびれがある
当てはまる項目があれば、
医療機関の受診を

●蓄積された琴乃負担を和らげる「これだけ体操」
・軽く顎を引く
・両肘をつか付けながら骨盤を押す
・足の肩幅より少し広め
・胸を開く
・ひざは曲げない
・骨盤を前へ押し込むイメージ
・つま先
おしりから太ももに痛みやしびれが出たらやめる

ぎっくり腰になったときの
「アシカポーズ」
うつぶせの状態から、
深呼吸をしながら徐々に体をそらす。
痛みが強まったらうつぶせに戻る。
この動作を10~20回繰り返す。

まとめ

いかがだったでしょうか?

腰痛への理解を深め、
適切な姿勢や体操で
改善につなげてくださいね。

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