食べるのが遅い子供への対策は? 食べるのが遅い子供への対策は?

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食べるのが遅い子供への対策は?

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新年度になり、小学校で
給食が始まった子どもも多いでしょう。

食べるのが遅いという不安を
抱えている保護者もいるでしょう。

過度な心配は不要ですが、
家庭でできる工夫もあります。

そこで今回は、食べるのが遅い
子供への対策をお伝えしてまいります。

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タイトル1章

給食を食べる時間は学校によって
異なりますが20分程度になっています。

ただ、食べ残しを禁止し、
完食するまで居残らせる
「完食指導」は昔に比べ減っています。

大人と同じように、
子どもも食べられる量には個人差があります。

教育現場では子どもの個性や
意思が尊重されるようになっており、
過度な心配は不要です。

文部科学省が教員向けに出した
「食に関する指導の手引」では
「個別の事情に応じて指導すること」
と明記されています。

学校では、量を減らしたり、
大盛り~少なめを選べるようにしたりと、
工夫していることもあります。

それでも、不安がある保護者は
教員に伝えておきましょう。

ポイントは、
1.食べるのが遅い理由
2.家庭での工夫
3.本人の気持ち4.これまでの体験
――を盛り込むことです。

たとえば、
「体が小さく小食です。家庭では間食を控えています。
本人は『早くしなさい』と求められると
プレッシャーに感じるようで、

保育園では『ゆっくりでいいよ』
と言われると時間内には
完食できていたようです」などです。

教員の負担感が増さないよう、
依頼ではなく「参考情報」という形で
伝えるとよいでしょう。

教員とコミュニケーションをとりながら、
無理のないペースで進めてください。

食べるのが遅い原因を探り、
対策を取ることを勧めます。

元々小食の子は、
少しずつ量を増やしていきましょう。

ご飯をよそうときは7分目くらいまでにし、
おかずは切って少しずつ盛りつけます。

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食べきったらおかわりを促すのもよいですね。

山盛りを見ると食欲が減る子もいるので、
少なめに盛り、おかわりさせるのがコツです。

好き嫌いが多い場合は、
どんなところが嫌いなのか
子供に聞いてみましょう。

トマトの酸っぱさが苦手なら、
煮込んで甘みのあるソースにして料理で使い、

「トマトが食べられた」という
経験を積ませるのもよいでしょう。

意外と多いのは「食べ方が適切でない」
パターンです。

一口の量が少ない、かむペースが遅い、
のみ込むタイミングがつかめていないなどです。

目の前で一緒に食べながら、
少し大げさにかんで、

飲み込み、
「もうお口に何も入っていないよ」と
食事のペースを示すとよいでしょう。

●食べるのが遅い子への対応
小食
・食事は少なめに盛りつけ、おかわりを促す
・おかわりできない子は軽食を何回かに分けて与え、
1日に食べる総量を増やす

偏食
・嫌いな食材でも食べられる調理法で苦手意識克服
・収穫体験で食材に親しむ
・拒否反応が強いときは好きなものから優先して食べてもよい

食べ方
・目の前で適切なペースを見せる
・「そのからあげは3口で食べよう」などと分かりやすい目安を示す

まとめ

いかがだったでしょうか?

すぐには効果が見えなくても
焦る必要はありません。

「給食の時間が苦手」と
子供に思わせないことのほうが重要ですよ。

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