最新加湿器のおすすめは?2024

寒さが一段と厳しくなり、
家庭で暖房器具の使用頻度が増えている。

暖房をつけると湿度が低下し、
体調不良や肌のトラブルを
引き起こしやすくなります。

高機能化や省エネ化が進む
加湿器を適切に活用して、

快適に寒さのピークを
乗り越えたいところです。

そこで今回は、最新加湿器の
おすすめをお伝えしてまいります。

最新加湿器のおすすめは?2024

加湿器は加湿方法で
大きく４種類に分けられます。

スチーム式は蒸気を放出して
加湿するタイプです。

水を沸騰させるため、
雑菌やカビが空気中に
放出される心配がありません。

象印マホービンのEE-DD50は
蒸気を約65度まで冷ましてから放出しており、

吹き出し口でやけどをする
危険性を減らしました。

電気ポットの開発で培った技術を生かし、
転倒時でも湯がこぼれにくなっています。

「加熱気化式（ハイブリッド式）」も
加湿能力が高く、人気です。

ヒーターで温めた風を水を含ませた
フィルターに当てて加湿します。

水の粒子が微細で、
菌を含むリスクが低いほか、
吹き出し口が熱くならず安全性も高いです。

シャープのシャープHV-S75は、
加湿量が１時間当たり750ﾐﾘﾘｯﾄﾙと強力です。

タンクを取り外さなくても
本体上部から給水できます。

コロナ禍を経て、加湿力の高さと
清潔性を重視する消費者が増えました。

コロナ禍の2020～2021年、
加湿器の出荷が急増しました。

日本電機工業会（JEMA）によると、
この２年間の国内出荷台数はいずれも
2019年から約４割増の110万台超に増加しました。

2022年以降台数は減少しているものの、
高単価の製品が好調です。

2022年以降は電気代が高騰し、
節電意識が高まったことを背景に、
消費電力の少ないタイプも注目されています。

超音波で水をミストにして放出する
「超音波式」は消費電力が少ないです。

アイリスオーヤマのAHM-HU55Aは、
一度ヒーターで加熱した水を放出することで、

電気代を抑えつつ衛生面にも配慮しました。

「気化式」は、部屋の内部の空気を加熱せずに
フィルターに当てる方式です。

パナソニックのFE-KXW07は、
1ヶ月間の電気代が約１０６円
（強モードで１日８時間、３０日間運転）で、

数千円かかるスチーム式と比べて、
電気代を大幅に抑えました。

●おすすめ加湿器
象印マホービン
EE-DD50(スチーム式)
２万1780円
沸騰させた蒸気を冷やして放出。
転倒してもお湯がこぼれにくい

シャープHV-S75
(加熱気化式)
３万4000前後
加湿量が1時間当たり
750ﾐﾘﾘｯﾄﾙで加湿能力が高い。
本体上部から給水可能

アイリスオーヤマ
AHM-HU55A
(加熱超音波式)
１万5180円
消費電力が少なく、
衛生面にも配慮。
湿度を5％ごとに設定でき、
運転音も静か

パナソニック
FE-KXW07(電化式)
温風を使わず消費電力を低減。
微粒子イオン「ナノイー」で
肌温室効果も

エアコンなどの暖房を使うと
空気が乾燥するのは、

部屋の温度が上昇して
空気中に含有できる
水蒸気の量が増えるのに対して、

含有する水分量が変わらず
湿度が下がるためです。

湿度が下がると、
乾燥でのどや鼻などの粘膜が
炎症を起こす場合があるほか、

ウイルスや花粉などが飛散しやすくなり、
風邪や感染症のリスクが高まります。

また、肌や髪から水分が奪われ、
荒れる原因にもなります。

健康に良い湿度は
40～60％とされています。

10～4月は気温が下がって乾燥しやすいため、
湿度を維持するために加湿器を
併用することがとても重要です。

ただ、部屋の隅や窓の近くに置くことは
結露やカビの原因となります。

加湿のし過ぎにも注意が必要です。

カビや雑菌が空気中に
放出される可能性もあるため、

加湿器は定期的に掃除し、
タンクの水は毎日替えると良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

加湿器を衛生的に使うためには、
定期的な清掃やフィルター交換などの
手入れが欠かせません。

部屋の大きさや消費電力、
掃除の頻度などを基準に
選ぶとよいですね。

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