乳幼児の鉄不足をどう補う? 乳幼児の鉄不足をどう補う?

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乳幼児の鉄不足をどう補う?

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近年、乳幼児の鉄分不足が、
発達や成長に影響を与えることが
知られるようになってきました。

そこで今回は、どのように鉄分を
補えばよいのかについて
お伝えしてまいります。

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乳幼児の鉄不足をどう補う?

生後9ヶ月頃から2歳頃は、
思春期と並んで鉄分不足になりやすいです。

赤ちゃんは胎児期に、
母親から移行した鉄分を体内にためています。

ですが、生後6ヶ月月頃には
なくなってくるため、

離乳食を開始して、
食物から摂取する必要があります。

鉄分が足りなくなると、
貧血になるリスクが高まります。

また、貧血にまで至らない状態でも
注意が必要です。

鉄分は神経の発達や
活動に重要な役割があります。

乳幼児期に鉄分が足りないと
発達や認知機能に影響する可能性があります。

特に注意が必要なのは、
母乳だけで育てている場合や、

早産児などだ。母乳には
鉄分が十分に含まれておらず、

早産児は体内の鉄分が少ない状態で
生まれてくるためです。

離乳食は遅らせずに
生後5、6ヶ月月頃から始め、
食物から摂取しましょう。

母子の健康支援に取り組む
一般社団法人「ラブテリ」では、

血液中のヘモグロビン値を測定して
鉄分が不足していないか
チェックするよう呼びかけています。

専用の機器を使って測定する催し
「おやこ保健室」を全国で開いており、
機会があれば、親子で測定してください。

赤ちゃんの鉄分不足に
注意が必要と知ってはいても、

上手な取り入れ方が
分からない方も多いでしょう。

鉄分の多い食材を意識して取り入れましょう

鉄分が多いのは、
レバーや赤身などの肉、

マグロなどの魚、貝類、豆類や卵、
ホウレンソウやコマツナなどです。

例えば、生後6ヶ月頃の離乳初期は、
おかゆにほうれん草のペーストを混ぜます。

生後7~8ヶ月頃の離乳中期は、
鶏ささみやレバーなども
増やしていきましょう。

フードプロセッサーなどで細かくし、
とろみをつけると食べやすくなります。

ただ、レバーはビタミンAの
取り過ぎにもつながるので注意が必要です。

鉄分のうち、植物性食品に含まれる
非ヘム鉄はビタミンCと
一緒に摂取すると吸収されやすいです。

ブロッコリーなどの野菜を加えたり、
苺と一緒に取ったりするとよいです。

粉ミルクや、生後9ヶ月から使える
フォローアップミルクも鉄分が配合されています。

母乳育児でも、
離乳食にミルクを使って
シチューにするとよいでしょう。

鉄分が強化されたベビーフードも登場しています。

「和光堂」ブランドで
ベビーフードを展開する
アサヒグループ食品は、

2022年から離乳食に
使えるだしやスープのもとに、
鉄分を配合した商品を扱っており、
生後5ヶ月から使えます。

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■鉄分を摂取する離乳食の例
生後5~6か月頃
・豆腐や卵黄を少しずつ試す
・粉ミルクを離乳食に使う

生後7~8か月頃
・ひきわり納豆とコマツナをあえる
・つぶしたバナナにきなこをまぶす

生後9~11ヶ月頃
・卵、レバーなどをお好み焼きの具に
・マグロのバターソテー

まとめ

いかがだったでしょうか?

市販品なども活用しながら、
鉄分の摂取を工夫してくださいね。

 

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