飲み込む力の衰えや喉の老化はどう防止する?餅を詰まる原因や予防は?

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飲み込む力の衰えや喉の老化はどう防止する?餅を詰まる原因や予防は?

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食事中によくむせたり、
大きな錠剤を服用しにくくなったり、
「飲み込む力」が弱くなったと
感じることはありませんか?

食べ物が食道ではなく器官や
肺に入る誤嚥や、窒息を防ぐためにも

飲み込む力を衰えさせないよう
日頃から気を付けたいところですよね。

そこで今回は、飲み込む力が
衰える仕組みと防止の方法や

正月に多い餅が詰まる原因と
予防についてお伝えしてまいります。

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飲み込む力の衰えや喉の老化はどう防止する?

食事中や食後によく
咳き込むようになったり、

水を飲むとむせたりといった症状は
喉の老化に原因があります。

喉(喉頭)は、口蓋という「のどの蓋」によって、
空気が通る気管に食べ物や飲み物が入るのを防いでいます。

食べ物を飲み込むときは

1.口の中で食べ物を咀嚼する

2.口から喉に送り込む

3.喉の上のほうの筋肉が働いて喉がせり上がり、
  それに合わせて喉頭蓋が倒れて気管をふさぐ

4.喉が上の方から狭くなり、
  食べ物を食道の入り口に押し込む

5.食べ物が食道、胃へと送り込まれる。

この3.から5.の動きを無意識に
0.8秒ほどの間に行っています。

一連の動きは、
まるで奇跡の連携プレイのようですが、

年をとって喉の神経と
筋肉が弱くなると動きが悪くなって

タイミングがずれてしまい、
気管のほうに隙間ができて
誤嚥しやすくなります。

このときに水などの飲み物をとると
筋肉が動く前に

さっと流れ込んでしまうため、
かえってむせやすくなってしまいます。

誤嚥は肺炎の原因にもなるため、
これを防ぐためには

日頃からトレーニングを心がけましょう。

のどの動きを意識して
飲み込んたり、

カラオケで歌ったりするの
も手軽にできてお勧めです。

特に男性は会社を辞めると
途端に皮が減る人も多いので、

普段からおしゃべりを
楽しんでくださいね。

餅を詰まる原因や予防は?

餅を食べる機会が増えるお正月は
毎年、餅を喉に詰まらせて
救急搬送されるケースが多くなり、

東京消防庁のまとめによると、
65歳以上の高齢者が約9割をしめています。

このようの事故が増える原因としては、
食べ物を送り込む力だけでなく、

喉に詰まったものを
押し出す力も弱くなるので
窒息が増えるからです。

よく噛まないで
飲もうとするのも原因で、

餅に限らず握り寿司や
いなり寿司なども詰まりやすく、
鶏肉やまんじゅうなども要注意です。

このような事故を防ぐめには、
餅を食べるときは

一口大のサイズや薄い形に切ったり、

焼いてあられのようにして、
汁物に入れたりするとよいですね。

特に雑煮は具と汁を別にして
口に入れるほうが喉に詰まるのを防げます。

噛んでいる最中に話しかけると
慌てて飲み込もうとしがち
なので、

飲み込んだことを
確認してから話しかけましょう。

詰まった場合は一刻も早く
救急車を呼ぶとともに、

応急処置について
尋ねることもお忘れなく!

まとめ

いかがだったでしょうか?

年末年始から新年にかけては
お餅を食べる機会も多くなりますが、

普段から気をつけているつもりでも
急にむせ返って慌ててしまうと、

さらに状況が悪化する
可能性もありますので、

今回お伝えしたように
日頃からトレーニングを心がけたり、

喉に詰まりやすいものは
なるべく小さくしてから、

口に入れるようにして
予防してくださいね。

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