しょうがみりんの作り方やしょがみりんを使った料理のレシピ
まだまだ寒さの残る日々ですが、
こんな時に体の血流をよくし
温める効果があるのがしょうがですよね。
そこで今回は、
しょうがを手軽に取れる調味料の
「しょうがみりん」の作り方と
それを使った料理のレシピをお伝えします。
しょうがみりんの作り方
しょうがには様々な効能がありますが、
そのまま食べたり、料理で使い続けるのも
なかなか難しいですよね。
ですが、みりんと組み合わせることによって
そのまろやかさにキリッとした
しょがの風味が交わり、
使い勝手のよい調味料になります。
では、その作り方から。
●材料
しょうが...100グラム
みりん.....200CC
●作り方
1.しょうが100グラムは洗ってすり下ろします。
2.小鍋にみりん200CCと
しょうがを入れて、中火で煮ます。
3.沸騰したら8分間弱火にかけて、
アルコールを飛ばします。
4.できあがったら、清潔な瓶などに入れて
冷蔵庫で保存します。
しょうがはみじん切りや千切りでも良いのですが、
すり下ろしたほうが香りがより強くなり、
刻むと味わいが優しくなるので
好みに合わせて作り分け、
2週間程度で使い切るように心がけましょう。
●しょうがの3大効能
・ジンゲロール
しょうがの辛味成分である
ジンゲロールには強力な殺菌作用があり、
この作用によって遺伝子の変異を防ぎ、
がん細胞の増殖を抑える効果が期待できる
・ショウガオール
ジンゲロールと同じく殺菌作用がある他、
血行をよくする効能もあるため、
新陳代謝が促され発汗が活発になり
身体から毒素が排出される
デトックス効果を期待できます。
・シオネール
しょがの香りの元になっているシネオールは
胃腸の機能を整えて健胃や解毒を促し、
食欲も増進してくれます。
しょうがみりんを使った料理のレシピ
ここからはしょうがみりんを使った
料理のレシピをご紹介します。
【魚介のジンジャー・アーリオ・オーリオ・ぺペロンチーノ】
●材料(2人分)
スパゲティ.....160グラム
ブロッコリー...小1株
アサリ.........150グラム
ムキエビ.......100グラム
ニンニク.......2かけ
唐辛子.........1本
オリーブ油.....大さじ4杯
塩・料理酒.....適量
しょうがみりん...大さじ1~2杯
1.鍋にお湯2リットルを沸かし、
塩大さじ1杯を加えてスパゲティをゆで、
途中で小房に切り分けたブロッコリーを加えます。
ブロッコリーは、スパゲティがゆで上がる時に
好きな歯触りになるよう、入れるタイミングを
考えてくださいね。
2.ムキエビは塩、料理酒を
適量ふっておいておきます。
フライパに薄切りにしたニンニク、
種を除いた唐辛子、オリーブ油大さじ4杯を入れ、
弱火にかけます。
ニンニクの香りがたつたらスパゲティの
茹で汁をお玉1杯強、エビ、アサリを加え、
蓋をして中火でアサリの口が開くまで蒸します。
茹で上がったスパゲティとブロッコリー、
しょうがみりん大さじ1~2杯を加えて
味を整えればできあがりです。
しょうがの風味で引き締まった味わいと、
ニンニクと唐辛子も入っているので
さらに体が温まりますよ。
【しょうがみりんのカブラ蒸し】
●材料(2人分)
カブ.......300グラム
白身魚.....2切れ
しいたけ...2枚
卵白.......1個分
だし汁.....150cc
醤油.......大さじ1と1/2
水溶き片栗粉...大さじ2杯
塩・料理酒.....適量
しょうがみりん...大さじ2~3杯
1.カブは皮をむかずにすり下ろし、
ざるで水を切っておきます。
卵白を角が立つまで泡立て、
カブ、薄切りのしいたけ、塩ひとつまみと混ぜます。
白身魚に塩、料理酒、しょうがみりんを各少量ふった後、
器に入れて卵白と合わせたカブ、
しいたけをのせて蓋をし、10分蒸します。
器がない場合はラップで代用してくださいね。
2.だし汁と、しょうがみりんと
醤油を各大さじ1と1/2を煮立て、
水溶き片栗粉大さじ2杯を
少しずつ混ぜてとろみをつけて、
蒸しあがったものにかければ完成です。
あんにすることで、しょうがみりんの魅力が際立ちますし、
白身魚を鶏の唐揚げに替えても美味しいですよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
しょうがみりんは、醤油や酢などで
簡単に合わせ調味料にもできますし、
紅茶の甘味づけにも使えますよ。
アレンジが簡単なので、
自分なりの楽しみ方を
見つけてみてくださいね。
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