家庭でのステーキの美味しい焼き方は?

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家庭でのステーキの美味しい焼き方は?

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美味しいステーキをお家で食べようと、
奮発してせっかく高いお肉を購入したのに、

焼きすぎて火を通しすぎてしまったり、
逆に外は焦げているのに、

中は生のままだった
なんてことありますよね?

そこで今回は、
家庭でステーキを美味しく
ミディアムレアに焼く焼き方について
お伝えしてまいります。

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家庭でのステーキの美味しい焼き方は?

焼くからには失敗せずに成功させたいですよね。

料理は基本となる仕組みを理解し、
調理の一つ一つの根拠も踏まえたうえで、
それを応用することが大切です

肉料理の成否を握るのは火加減ですが、
焼き目を付けようと強火で一気に熱すると、

肉が急激に収縮し、
居場所を失った水分が出て縮みます。

そしてアクや臭みのもとが中に残り、
さらに収縮するとパサパサになってしまうので
あまり感覚で加熱しすぎてはいけません。

やわらかくジューシーに焼くためには、
肉の収縮が始まる45~55度の温度帯を
ゆっくりと通過させる加熱が大切です。

中でしっかり火が通り、
たんぱく質は徐々に、
うまみ成分であるアミノ酸に分解されます。

失敗しないおすすめの焼き方としては、
初めにじっくりと湯煎する方法です。

こうすることでだけでも
ミディアムレアに
仕上げることが可能です。

まず、ステーキ肉を
ポリ袋に入れて空気を抜きます。

水を張ったボウルに入れると、
水圧で空気が抜けやすくなりますよ。

抜けたら袋の口をしばって密閉し、
次に水を張った鍋に畳んだ

キッチンペーパーを沈め、
鍋肌が肉に接しないようにします。

肉を袋に入れ、火にかけたら温度を
確認しながらとろ火で加熱します。

複数枚を焼くときは、大きめの鍋を用意し、
肉は別々の袋に入れるようにしましょう。

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水温が58度になったら、
温度を保ったまま20分ほど様子を見ます。

すると、ピンク混じりの灰色の液体が出てき、
これは、体液や血液、細胞が代謝した老廃物で
雑味のもととなります。

そうなったら肉を湯から取り出し、
出てきた液体をキレイな

キッチンペーパーで拭き取り、
塩を表裏に振ります。

分量は、液体が抜けた肉の重さの0.8%で
これは人間の体液に近い塩分濃度
で、
本能的に「おいしい」と感じます。

覚えておけば、「適量」や「少々」を、
感で計量しなくて済むようになります。

その後、油を引いて十分熱したフライパンで
肉の表面に焼き色を付けます。

裏返したら軽く火を通す程度で取り出し、
アルミホイルに包んで3~5分間置きます。

残りの余分な液体が抜けきったら出来上がりです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

調理工程としては一見
難しく思ってしまいますが、

科学的な理由を理解して行えば
初心者でも美味しく作れますので
がんばってくださいね。

アメリカでは肉を焼くのは
主に男性の仕事としてされていて、

米国食肉輸出連合会は、
「男子ステーキ部」という
キャンペーン活動を展開しており、

米国産牛肉の調理風景などを撮影して、
Instagramに所定のハッシュタグを付けて
投稿することで部員になれますので

もし、ご興味があるのであれば
投稿してみてはいかがでしょうか?

関連記事:肉が硬くなる原因や理由、柔らかく焼くには?



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