携帯代が4割安くなる条件や通信料金の比較、上手に通信料金を減らすには?

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携帯代が4割安くなる条件や通信料金の比較、上手に通信料金を減らすには?

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの
携帯電話大手が6月から、
新たな通信料金プランを相次いで導入しています。

複数の割引を組み合わせれば、
従来のプランよりも割安となって、
最大4割の値下げになる場合もあります。

そこで今回は、実際に安くなる
新料金プランの条件や比較を
お伝えしてまいります。

  

携帯代が4割安くなる?その条件や通信料金の比較

NTTドコモは6月から、
料金プランを全面的に刷新し、

動画視聴などが多い人向けの「ギガホ」と、

データ利用量が少ない人向けに
4段階で金額が変わる
「ギガライト」の2通りです。

旧料金と同じデータ利用量のプランで比べると、
おおむね2割程度安くなります。

さらに、家族契約の割引
「みんなドコモ割」や、

ドコモとインターネットの光回線を契約する
「ドコモ光セット割」を組み合わせるなどの条件が整えば、
「4割値下げ」の恩恵を受けられる可能性があります。

ただし、これらはあくまで通信料金の
話であることを認識しておく必要があります。

端末の代金はこれより
高くなると見込まれています。

ドコモは料金プランの刷新に伴って、
端末代金と通信料金を組み合わせて

値引きするセット割引
「月々サポート」を廃止しました。

総務省が今秋、通信料金の一部を
端末代金と通信料金を分ける
「完全分離」を義務づけるためです。

ドコモは端末価格の上昇に伴って、
対象のスマホを36ヶ月の分割払いで購入して、

2年使用した時点で下取りに出せば、
残る代金の支払いが免除される
プログラムも始めました。

端末代が高くなったとしても、
支払総額は安くなるケースがほとんどですが、

購入する端末の価格や月々のデータの利用量、
割引の条件などにより、

従来の料金プランよりも
支払い額が割高になる人も出てきます。

例えば、月間のデータ利用量が
20ギガバイトの人を想定します。

高価格帯の端末購入と合わせて
新プランへ契約変更する場合は、

2年間の支払い総額は旧プランより
高くなることもあります。

家族割引を利用せず、
1人で契約する場合などは、
他のプランでも高くなる可能性があります。

一方、月々サポートの割引期間の途中で
新プランに変更すると、

以降の割引がなくなる点も
考慮する必要があります。

ドコモの料金は月々サポートの影響が大きく、
ここ2年以内に端末を買って
現在月々サポートを受けている人は、

すぐに新料金に切り替えないほうが
よいかもしれません。

KDDIとソフトバンクも6月以降、
新利用金プランの投入を進めます。

KDDIは従量制プランを見直して、
データ利用が少ない人向けとした
「新auピタットプラン」のほか、

今秋から一部のSNSが
使い放題になる定額制プランの
「フラットプラン7プラス」を導入しました。

今夏にはデータ利用量の上限を設けない
定額制プランの提供を開始する予定です。

ソフトバンクは新たに
従来型の携帯電話から

スマートフォンに切り替える人向けに
「スマホデビュープラン」を用意しました。

データ利用量は月1ギガバイトで、
12ヶ月間は月980円、
13ヶ月目からは1980円となります。

ドコモとKDDIも同様に、
従来型携帯電話からスマホに
切り替える人向けの割引を提供しています。

●携帯電話大手3社の月額料金の比較
データ利用が少ない人向け
         docomo     au     SftBank
プラン名    ギカライト  新auピッタト ミニモンスター 
                プラン
データ容量     1~7ギガバイト     1~50ギガバイト
月額      2980~5980円  2980~5980円 3980~8480円
(割引適用時)(1980~3980円)(1980~4480円)(1980~6480円) 

動画視聴などデータ利用が多い人向け
         docomo     au     SftBank
プラン名     ギガホ   suデータ   ウルトラギガ
               MAXプラン  モンスター+  
データ容量   30ギガバイト 上限なし   50ギガバイト 
月額       6980円    8980円     7480円
(割引適用時) (3980円)  (5680円)   (3480円)
※月額料金は税抜きで、2年契約時。
 カッコ内は期間限定、家族、光回線セットの割引で利用できるものを適用。
 従来型携帯電話からスマホに替えた場合に利用できる割引プランは含まない

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携帯の通信料金を上手に減らすには?

月々の携帯電話の通信料金を減らしたいなら、
格安スマートフォン会社も選択肢の一つです。

格安スマホは自社で
携帯電話の基地局などを設置せず、

携帯電話大手から回線を借りて
サービスを提供しています。

料金プランは総じて
携帯電話大手より安くなっています。

楽天モバイルは今秋に自前の電波で
新規参入する事業とは別に、

ドコモなどの電波を借りて
格安スマホのサービスを行っています。

通信料金はデータ容量2ギガバイトで
月2980円(税抜き)。

イオンモバイルは全国の
イオンの店舗などに窓口があります。

解約料が無駄なのも特徴で、
1ギガばいトで月1280円です。

無料通話アプリのLINEが提供するLINEモバイルは、
LINEの利用にかかわるデータが無料で、
1ギガバイト月1200円です。

ただ、携帯電話大手に比べて、
通信速度が遅かったり、

特に利用者が多い時間帯や場所で
速度が低下したりする点などは
理解しておく必要があります。

データ通信のみで、
音声通話ができないプランもあるで
注意が必要です。

通話アプリを使えば通話はできますが、
電話番号は引き継げません。

「完全分離」に伴って、
新型端末の実質価格は高くなることが予想されます。

最新機種にこだわらなければ、
中古の端末を使うのも手です。

中古のスマートフォンの
販売価格などで作る業界団体は2019年3月、

傷や破損の状態を5段階で格付けするなど、
業界統一の評価基準の指針を発表して、

中古品の品質をわかりやすく表示する
ルール作りを進めています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

秋には楽天モバイルが新規参入しますので、
楽天の料金プランによっては、

各社の料金体系が影響を受ける可能性も
ありますので注目しておきたいですね。

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