自宅で楽器演奏を楽しむにはどうする、防音のコツは?
長引くコロナ禍で「おうち時間」を充実させようと、
自宅で楽器演奏などを楽しむ人が増えて、
対応した住環境づくりに関心が高まっています。
雰囲気を高める照明やスピーカーも人気です。
ただ、周囲への音漏れにも配慮したいところです。
そこで今回は、自宅で楽器演奏を楽しむには
どうすればいいのか、
また防音のコツについて
お伝えしてまいります。
自宅で楽器演奏を楽しむにはどうする、防音のコツは?
山野楽器によると、2020年6月~2021年2月に
同社全店で販売数が最も伸びたのは
アコースティックギターでした。
ウクレレなど音が小さめの楽器も伸びました。
ヘッドホンで外に音を出さずに弾ける
電子ピアノも幅広い世代に人気です。
防音に気をはいる人が増えた結果、
同社には「防音室」についての問い合わせも
急増しているということです。
サイズも0.8畳のコンパクトサイズから
4.3畳の複数人で利用できる大きさまであり、
中心価格帯は80万~140万円です。
コロナを経て、自宅で音楽に
接したい人がさらに増えました。
音楽スタジオや防音室のような
本格的な設備を求める一方、
生活の中で自然に音楽を流したいという
ニーズも高まっています。
インテリアを邪魔しない
スピーカー選びや、設置方法など、
家づくりの段階から音楽を楽しむことを
想定して注文するケースもあります。
大規模な工事がなくても、
音楽を楽しむ部屋に替えるには、
スピーカーを設けるのが手軽です。
アイリスオーヤマの
「スピーカー付LED電球」は、
無線で接続し、スマホなどの音楽を再生できます。
心置きなく音楽を親しむためには、
防音対策が欠かせません。
楽器を演奏したくても、
周囲に音が漏れるのではないかという不安や、
家族に迷惑がられたという悩みを
多くの人が持っています。
ヘッドホンで音がでないと
思われがちな電子ピアノも、
鍵盤をたたく音が
周囲に伝わることもあります。
防音のコツは、空気の層を挟むことです。
例えばピアノを壁と接しないようにすると
音が伝わりにくく、
集合住宅なら隣家に面する壁側には
ピアノを置きません。
専用の防音パネルを置くと、
より効果的です。
マットレスのような音を吸収するものを
ピアノ背面に置くだけでも、
壁につ直接伝わる音を軽減できます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
音を騒音と捉えるかどうかは相手次第です。
100%問題を防げることはありません。
音を出す側ができるだけの
対策を取るとともに、
近所との日頃のコミュニケーションも大切です。
その上で、音楽を思い切り楽しんでくださいね。
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