高齢者の飲酒のリスクや飲み方で注意することは? 高齢者の飲酒のリスクや飲み方で注意することは?

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高齢者の飲酒のリスクや飲み方で注意することは?

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年を取って、お酒に酔いやすくなったと
感じる高齢者の方は
多くいらっしゃると思います。

とは言え、飲む量や飲み方のほか、
食事にも気をつけながら、
お酒と上手に付き合いたいものですよね。
 
そこで今回は、高齢者の飲酒のリスクや
飲み方で注意するについて
お伝えしてまいります。

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高齢者の飲酒のリスクや飲み方で注意することは?

加齢とともに酒に
弱くなるとされる点としては、

若い頃と比べて、肝機能の低下で
アルコールの分解が遅いうえ、
体内の水分量も少なくなっています。

そのため、飲酒した時の
血中アルコール濃度が高くなり、
少量でも酔いやすくなります。

さめるまでにかかる時間も長くなります。

アルコールの影響を受けやすくなることで、
様々な問題が生じます。

まず、転倒に注意しましょう。

加齢でバランス感覚や反射神経が
衰えているところに酔いが加わると、
一層転びやすくなります。

さらに、飲みすぎると失禁しやすくなり、
心理的なダメージも大きくなります。

過度の飲酒は認知機能の
低下につながることもあります。

眠れないからと飲む寝酒も厳禁です。

睡眠の質が低下するだけでなく、
眠るためとして、飲酒量が増えたり、

よりアルコール度数の高い酒を
飲んだりすることで
依存症のリスクも高まります。

では、、シニアの飲酒量の目安は
どの程度なのでしょうか?

成人男性の目安量の
2分の1から3分の2程度です。

ビールなら350ミリリットル缶1本です。

少ないと感じるかもしれませんが、
翌日に趣味やボランティア活動などの

予定を入れておけば、
飲む量を控えやすくなります。

日々の生活を充実させることが、
飲み過ぎを防ぐ方法です。

日頃の食事や酒のつまみの
栄養にも気を配りましょう。

骨粗しょう症予防のために
必要なカルシウムは、

アルコールで気優秀が阻害されるので
積極的に摂取してください。

お薦めはサバ缶です。

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調理の必要がなく、カルシウムとともに、
シニアに不足しがちなタンパク質も取れます。

シラスやシシャモ、
チーズなどもよいですね。

カルシウムの吸収を助ける
マグネシウムも重要です。

ヒジキの煮物など会葬を使った料理や、
がんもどきなどの大豆製品に多く含まれます。

飲酒すると、体内では老化を進める
活性酸素が発生します。

トマトやブロッコリーなどの
緑黄色野菜に多く含まれるビタミンA、

Cやナッツ類などに豊富なビタミンEには、
活性酸素を素早く消す素養があります。

コンビニやスーパーの
総菜売り場なども利用して、

同じ食品に偏らないように
バランスよく食べるとよいでしょう。

●シニア世代が酒を飲む時に注意したいポイント
飲酒の目安
ビール:350ミリリットル缶1本
日本酒:1/2~2/3(90~120ミリリットル)
ウィスキー:シングル1杯(30ミリリットル)
焼酎:グラス1/4~1/3杯
ワイン:1杯(125ミリリットル)

・寝酒は厳禁
・日中に予定を入れることで
 飲みすぎを防ぐ
・酒でおなかを満たさず、
 食事をしっかり取る
・つまみ、食事の栄養にも気を配る。
 同じ食品に偏らないようバランス良く
・体を作るタンパク質、飲酒で吸収が
 阻害されるカルシウムなどを意識して取る

まとめ

いかがだったでしょうか?

酒と食事を一緒に楽しめば、
酒は少ない量でも満足感を得やすく、
だらだら飲み続けるのを防げます。

酒でおなかを満たさず、
しっかりと食べるように
心がけてくださいね。

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