低温調理器の利点や注意点は? 低温調理器の利点や注意点は?

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低温調理器の利点や注意点は?

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食材のうまみを引き出せるなどとして、
低温でじっくり加熱する
調理法が広がっています。

家庭向けの小さな鍋に
取り付けるタイプなど、

様々な低温調理器も販売されており、
手軽に味わえるようになってきました。

そこで今回は、低温調理器の利点や
注意点についてお伝えしてまいります。

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低温調理器の利点や注意点は?

低温調理は、お湯を張った鍋などに、
ジッパー付き保存袋などで

真空包装した食材を入れて、
じっくりと食材に熱を通す調理法です。

肉のように高温で調理すると
肉汁が出てパサパサしがちな食材でも、

軟らかく美味しく仕上げることが
できるとして人気が出ています。

家庭向けの主な低温調理器としては、
家庭用の鍋に取り付けて使うタイプのほか、

電気圧力鍋や炊飯器などの家電に
低温調理機能が搭載されているものもあります。

料理メディアなどを運営する
「アイランド」が昨年発表した

「2021年トレンド料理ワード大賞」で、
低温調理器は4位でした。

低温調理器は2~3年前から
料理好きの人の間で人気が出てきて、
商品も多様化しています。

家庭用の深さ10センチ程度の小さな鍋でも
使えるコンパクトサイズや、

低温調理機能が付いたトースターや
自動調理鍋も登場しています。

コロナ禍の影響で、
家庭で本格的な料理を楽しむ人が増えて、
さらに需要が高まっています。

料理の初心者でも、
レベルの高い料理に挑戦できることも
低温調理器が人気を集めている理由です。

チャーシューや温泉卵なども
簡単に作ることができます。

一方で低温調理器で気を
付けたいのが食中毒です。

説明書通りに操作しなかったり
自己流で調理したりすると、

食材の中まで熱が通らず
食中毒になる恐れがあります。

内閣府の食品安全委員会は動画を
公開して注意を呼びかけています。

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肉類には、カンピロバクターや
腸管出血性大腸菌O157などの菌や
ウイルスが付着している可能性があります。

殺菌のためには、
肉の中心部の温度75度で1分間、

70度で3分間、63度で30分間の
加熱を行う必要があります。

同委員会が厚さ約3センチの
鶏胸肉300グラムを低温調理したところ、
中心部が63度になるま約70分かかりました。

殺菌には同じ温度でさらに30分間、
加熱する必要があります。

中心部の温度が63度に
なったばかりの肉の断面と、

30分殺菌した肉の断面の違いは
見た目で判断できませんでした。

見た目では衛生基準を満たしてるか判断できません。

低温調理をするときは
公式ホームページやレシビ本を参考にして、

自己流で温度を下げたり加熱時間を
短くしたりしてはいけません。

「肉を熱湯に入れて日を止めて放っておくだけ」
などというレシピは、

温度が肉の内部まで上がらない一方、
水温は下がるので危険で
低温調理とは言えません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

温度と加熱時間を設定して鍋などに入れたら、
あとは完成するのを持つだけでよく、

火加減の調理も必要ないので、その間、
ほかの家事をこなすことができます。

子育て世帯など忙しい人には
特におすすめです。 
 
  

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