セカンドオピニオンの利用方法や必要なものは? セカンドオピニオンの利用方法や必要なものは?

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セカンドオピニオンの利用方法や必要なものは?

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「セカンドオピニオン」は、
がんなどの病気の診断を受けた患者が、

治療の選択などについて
主治医とは違う医師に
意見を求めることです。

しゅじいしの意見を
別の角度から検討することで、

より納得して
治療を受けられる利点があります。

そこで今回は、セカンドオピニオンの
利用方法や必要なものについて
お伝えしてまいります。

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セカンドオピニオンの利用方法は?

国立がん研究センターの公式サイト
「がん情報サービス」では、

セカンドオピニオンを受ける時流れや
ポイントをまとめています。

「がんと診断を受け、治療方針について
説明を受けたが決められない」
「主治医の話に納得が行かない部分がある」
「他の医師の話も聞いてみたい」

セカンドオピニオンを
利用する時の状況は様々です。

誤解してはいけないのは、
セカンドオピニオンは、

主治医のもとで治療を
受けることが前提だということです。

まず、大切なのは主治医の
意見(ファーストオピニオン)を
十分に理解することです。

診断名、病状、進行度、推奨される治療や
その理由などをしっかり理解しておきます。

その上で、現在の治療方針に
疑問や不安がある場合は、
まず主治医にしっかり相談することが必要です。

今後の生活や家族の事情、
自身の価値観などを踏まえ、

選びたい治療を整理しておくことも一つでしょう。

治療が始まるまでの時間は限られ、
いつまでに選択する必要があるかも
確認しておきます。

「セカンドオピニオンを利用したいけど、
主治医にいいだしにくい」という方は
まだ多いのが現状です。

しかし、最近では医師の側からも
セカンドオピニオンを勧めることが増えています。

国立がん研究センターが2019年度、
がん患者約2万人に行った調査では、

治療開始前に主治医から
セカンドオピニオンの説明を受けた人は34.9%、
実際に利用した人は19.5%でした。

医師に伝える時は
「大事なことなので、できるだたくさんの情報を集めて決めたい」
「納得して治療を受けたい」
など、伝え方も工夫しましょう。

言い出しにくい場合には、
看護師や他の医療スタッフに相談するのも手です。

病院は、主治医に紹介してもらうか、
自分で探すことになります。

セカンドオピニオン外来を
設置する病院は増えています。

セカンドオピニオンは
医療保険が適用されず、

自由診療になるため、
病院によって料金には幅があります。

30分から1時間で1万~5万ほどかかります。

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●セカンドオピニオン利用の流れ
1.現在の主治医の意見(ファーストオピニオン)をよく理解する
・主治医の話に納得いかない部分がある
・主治医の意見を別の角度からも検討したい
・他の治療の選択肢はないのか知りたい

セカンドオピニオンを受けとることを決める
↓・セカンドオピニオンを受けたいという希望を主治医に伝える。
↓ 伝えにくい場合は主治医以外の医療スタッフに相談することもできる
↓・セカンドオピニオン外来のある病院を探す。
↓ がんがあれば、がん診療連携拠点病院などに設置されている
↓ 「がん相談支援センター」で相談する
2.病院を決める
・伝える際には「先制の治療方針はりかいできたが、大事なことなのでヘカの意見も聞いてみたい」
「とことん納得して治療を開始したいため、セカンドオピニオンを聞いてみたい」など
伝え方を工夫するとよい

3.受診の準備をする
・病院に連絡する。受診方法や予約、費用、相談時間、
必要な書類などについて聞いておく
・現在の主治医に紹介状(診療情報提供書)、
これまでの検査結果のデータ(血液検査、病理検査・病理診断、CTやMRIなど)をもらう
・医師に伝えたいこと、聞こえことを事前に整理したおく。
質問事項をメモしてから行くと、限られた時間を有効に使える

4.セカンドオピニオンを聞く(当日)
・信頼できる人に同行してもらう。
リラックスしてのぞむことができ、
上手く説明して質問ができない場合に
代わりにしてもらうこともできる

5.セカンドオピニオン後、現在の主治医に報告する

セカンドオピニオンに必要なものは?

受診にあたっては、
主治医から紹介状(診断情報提供書)、

これまでの血液検査、病理検査、
コンピューター断層撮影法(CT)などの
検査結果データを用意してもらいましょう。

紹介状の作成には保険が適用されます。

当日までに医師に伝えたいことや
聴きたいことをメモに整理しておきます。

一人ではなく、信頼できる家族や
友人に同行してもらえば、

メモを取ってもらったり、
代わりに質問してもらったりすることもできます。

当日は遠慮せず、
疑問を解消できるよう何でも聞きましょう。

セカンドオピニオンを受けた後は、
主治医に報告し、
これからの治療方針を決めます。

改めて主治医の意見を聞くことで、
治療への理解がより深まるはずです。

納得して治療を受けることが何よりも大切です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

納得して治療を受けるためには、
色々な意見を聞くことが大切で、
その一つがセカンドオピニオンです。

医療従事者も納得して
治療を受けてもらうことが

一番だとが替えていますので、
伝えたいことはしっかりと伝えましょう。

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