高齢者が子育て支援活動をするには? 高齢者が子育て支援活動をするには?

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高齢者が子育て支援活動をするには?

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退職後の自由な時間に地域子育て支援活動に
関わりたいと思う人もいるでしょう。

若い親や幼子をサポートしながら
交流を楽しめますが、

体力面で無理をしすぎないように
心がけたいところです。

そこで今回は、
高齢者の子育て支援活動について
お伝えしてまいります。

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高齢者が子育て支援活動をするには?

身近にできる子育て支援の一つが、
市区町村が実施主体になっている

「ファミリー・サポート・センター」
事業への参加です。

主要都市には大体設置されています。

子供の送迎などで援助を求める
「依頼会員」、子供の世話をする「提供会員」、

その仲介を行うセンターの
アドバイザーで構成され、
一定の報酬のやり取りがあります。

運営を支援する女性労働協会の
2020年度の調査によると、

提供会員約12万6000人の
4割は60歳以上が占め、
シニアは貴重な支え手です。

子供の成長を見守る楽しさがあり、
決まった日時に手助けする習慣が
健康維持につながっています。

●シニアが子育て支援に関わる際の注意点
・「抱っこが必要な赤ちゃんの預かりは難しい」など、
自分の体力に応じて出来ることや希望を伝えておく。
・子供の送迎時は時間に余裕をもっておく。
・自分の価値観を押しつけず、親の考え方を尊重する。
・支援は無理のない範囲にとどめ、体力や体調に不安を感じたら、
自分だけで判断せず、アドバイザーらに相談する。

提供会員になるには各センターが実施する
養成講座(計24時間程度)を受ける必要があります。

大阪市のセンターは
全5日間の講座を定期的に開催され、

子育て経験がなくても受講でき、
専門家から子供の発育や病気、
自己予防などに関する最新の知識を学びます。

受講後は居住地域や支援内容を考慮し、
事前に依頼会員とペアを
決めておく場合が多いです。

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活発な子供の相手をすることもあるため、
自分の認知昨日や運動能力のレベルを
意識することが重要です。

実子が独立するなどして
子供がいない生活が長いと、

子供に危険な物が室内にあることに
気づきにくくなります。

「子供の手が届く場所に薬や硬貨、
ポットを置かない」など、

厚生労働省が実施要項に安全確保の
チェックリストを示し、
ホームページで公開しています。

地域で活躍できる支援先には、
「シルバー人材センター」もあります。

就労を通じた高齢者の
生きがいづくりを担う団体で、
育児サービスの仕事を請け負うほか、

独自事業として一時保育や
学童保育に取り組むところがあります。

また、子育て支援拠点やイベントなどで
活動するボランテティアを
募集している自治体もあります。

広報誌や市区町村の
ホームページを確認しましょう。

値域のシニアによる子育支援は、
若い世代にとって、

身内でも専門家でもない地域住民とのふれあいが
多様な考え方や生活スタイルを学ぶ機会になります。

一方で、おやつを与える際に
アレルギーに配慮するなど
子育ての常識は時代とともに変化します。

自分の知識や価値観を押ししつけないよう、
十分にコミュニケーションを取ることが大切です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

無理のない範囲で活動を楽しんで、
体調など心配なことがあれば、

アドバイザーやスタッフに
相談してくださいね。

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