親の認知機能低下をチェックする方法は?

年末年始に帰省して、
久しぶりに親と会う人も多いでしょう。

直接会う機会を生かして、
親の健康状態や生活の様子などを
さりげなくチェックしておきたいところです。

そこで今回は、親の認知機能の
チェック方法をお伝えしてまいります。

親の認知機能低下をチェックする方法は?

まず、親の認知機能をチェックする方法として
「元気だった」のような
漠然とした質問ではなく、

「子どもの頃にこんなことがあったよね」など、
具体的な内容を質問して反応を見ましょう。

会話のキャッチボールが成り立たず、
的外れな答えや生返事が多い場合は
認知症や高齢者うつの可能性があります。

怒りっぽいなど、感情の起伏が
激しくないかも確認します。

家の中に、重要な書類や
郵便物が放置されていないか、

飲んでいない薬が大量にないか、
冷蔵庫に賞味期限切れの
食品がないかなどを調べましょう。

もしあるようなら、認知機能の低下や、
うつで周りのことに興味が
なくなっているサインかもしれません。

飲んでいる薬やかかりつけ医などを尋ね、
素直に答えない場合は、

健康状態に不安があるものの、
隠しておこうとしているのかもしれません。

「薬の整理をしよう」と言って
一緒に片付けながら、

飲んでいる薬を調べる
という方法もあります。

帰省は、介護やお金など、
電話では難しい話ができる機会でもあります。

「預貯金の金額を教えてほしい」
という言い方ではなく、

「生活費が心配だから一緒に考えよう」という
姿勢を見せることが大切です。

帰省は、実家の近所に住む人や
親戚にも会える機会なので、

親の普段の様子を聞いたり、
連絡先を聞いたりしておくといいでしょう。

防犯にも目を配りたいところです。

家の手入れが行き届いていないと、
犯罪者に狙われやすくなってしまいます。

防犯意識が低い家と
思われる恐れがあるためです。

庭の植木や生け垣などが
剪定されているかや、

雑草が生えっぱなしでないか、
庭にゴミが散乱していないかも
チェックします。

ポストに不審なシールが
貼られていたらはがしておきましょう。

犯罪者が「空き巣に入りやすい家」という
目印として貼った恐れがあります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

防犯や見守りのサービスを提供している
民間企業や自治体もあります。

帰省を機に、このようなサービスを
活用するかどうか、

親と話し合ってみてくださいね。

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