子供の肥満対策や改善の方法は?

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子供の肥満対策や改善の方法は?

子供時代の肥満が、
大人になってからの心筋梗塞や

糖尿病などのリスクを高めることが
分かってきました。

そこで今回は、子供の肥満対策や予防、
改善への取り組み方について
お伝えしてまいります。

  

子供の肥満対策は?

文部科学省の学校保健統計
(2018年度)によると、

身長別標準体重などから算出した
肥満度が20%以上の「肥満傾向児」は、

5才児で男子2.58%、
女子2.71%でした。

最近は減少傾向ですが、
それでも年齢とともに割合が高まり、

11歳児で男子10.01%、
女子8.79%と約1割が太り気味です。

子供の肥満の原因については、
カロリーの高い食事が増えて、
受験の低年齢化などもあり、

塾や習い事のため
夕食の時間が遅くなるなど、
食生活の問題があります。

コンビニエンスストアの増加で
いつでも買い食いができるなど、
社会環境の変化も影響します。

スマートフォンの普及で
手軽にゲームができ、

外で遊ばない子供が増えるなど、
日常的な運動不足も挙げられます。

肥満が生活習慣病などのリスクを
高めることは知られていますが、
子供デモ動脈硬化は進行します。

首の周りの脂肪などが気道狭くし、
睡眠時無呼吸症候群
引き金になることもあります。

さらに、子供時代の肥満が、
大人になってからの

重い生活習慣病につながることが
様々な研究で分かってきました。

親が肥満だと生活習慣の問題から
子供も肥満になりやすことが分かっており、

子供の肥満は重大な問題だと認識して、
や~大人が一緒に予防や改善に
取り組んでください。

●子供の肥満対策
朝方の生活習慣を身につける
夜食は控え、早めに寝て空腹で目覚め、
朝食をしっかり取ります。

かみごたえがある食事内容にする
野菜は大きめに切って、
海藻やきのこを使った料理を増やします。
のどに詰まらないように、
親がよく噛むよう声がけする

おやつやジュースの買い置きをしない
冷蔵庫にすぐ食べられる野菜や
果物を用意し、水やお茶を常備

階段を利用する
親が率先してエレベーターを
使わないなど日常的に体を動かす

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子供の肥満の予防や改善の方法は?

子供の肥満の改善におすすめの方法が
体重の記録表を作ることです。

その日の食事やおやつなど、
口にしたものの内容や
量を毎日記録していきます。

ノートや日記帳ほか、
パソコンを利用するのも良いですね。

記録すると生活習慣の
修正すべき点が見えやすく、
管理がしやすくなります。

家庭だけでなく、教育関係者などの
理解や協力も必須です。

子供にとって学校や幼稚園、
保育園はいる時間が長く、
昼食を取る場でもあります。

学校側に遠慮せずに
協力を求めることも大切です。

食に関する指導で中心的な
役割を担う栄養教諭や栄養士に
相談してみてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

子供の肥満への対応は、
身近な大人がどう関わっているかに
かかっています。

予防や改善には、
まず大人が知識を得て

実践する姿勢を示すことが
欠かせませんので、

親や先生は自分のこととして
考えてくださいね。

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