床や壁、室内の傷のはどう修理する?

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床や壁、室内の傷のはどう修理する?

不意にできてしまった
フローリングのひっかき傷や
壁紙のめくれなどは気になるものですよね。

そこで今回は、床や壁紙のめくれや、
できてしまった小さな穴を身近なもので

簡単に修理する方法について
お伝えしてまいります。

  

床や室内の傷の修理はどう直す?

●めくれには接着剤
フローリングは一般に、
基礎になる合板に、

細長い化粧板が貼り合わされています。

そのため多いのが、
経年劣化などで

化粧板の角が小さく
めくれ上がってしまう傷です

間もないうちは、
接着剤で簡単に修復できます。

板が欠けてなくなると
補修が難しく、すぐに直すことが大切です。

用意するのは接着剤とカッター、
文鎮のような重しです。

めくれた化粧板と合板の間に
カッターの刃を指し入れ、
ごく軽く待ちあげます。

できた隙間に接着剤を入れて、
めくれた部分を戻して、
重しで押さえつけます。

重しを置くのは、
しっかり接着させるだけなく、

きちんと平らにするため、
傷より大きいサイズを用意しましょう。

なぞって周囲と同じくらい
平らになっていれば問題はありません。

フローリングのほか、
壁の床に接する部分に貼られている

木製の「はばき」なども、
簡単なめくれや隙間は同じ方法が使えます。

 

●補修材で隠す
椅子を引いた時などに傷ができた場合、
ごく小さな引っかき傷ぐらいなら、

市販のクレヨンタイプの補修材が有効です。

様々な色があり、傷の部分に塗って使います。

傷をなくすのではなく、あくまでも目立たなくするのが目的です。

大事なのは色合わせで、
木目模様の具合などもあるので、
傷の位置をよく見て、
一番近い色の補修材を探しましょう。
 

 

椅子を引く動作さは頻繁に行われるので、
傷もできてしまいがちです。

椅子の脚に傷を防ぐグッズを
貼るなどして予防しましょう。

フェルトタイプのほか、
靴下のように脚にはかせるものなどもあります。
 

 

貼っていても、床に接する部分に砂や木くずなど、
摩擦で床を傷つけるようなゴミが
ついていないかチェックします。

マットを敷いている場合も、
床とマットの間を確認しましょう。

●欠損は業者へ依頼
物を落としてできた
くぼみや深いひっかき傷は、

へこんだ部分を埋める作業が必要になります。

ささくれだった部分をやすりなどで除き、
樹脂製のバテを熱で溶かして付けて埋めます。

ただ、初心者には
難しいかもしれませんので、

自信がなければ業者に
頼むことも検討しましょう。

フローリングは、
床暖房の装置があったり、

特殊なコーティングが
施されていたりして、

使える補修材が
限られていることもあります。

ワックスがけをしていれば、
傷の予防にもなりますが、

それも仕様によりけりですので、
入居時の死霊などでチェックしておきましょう。

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壁や室内の傷の修理はどう直す?

●壁紙のめくれを接着
物を引っかけして、
壁紙が小さくめくれてしまうことがあります。

広がる前に、接着剤で
貼って戻しましょう。

工作に使う木工用の接着剤が、
適度に強力で初心者にも
扱いやすく、お薦めです。

実は作業は簡単で、
めくれた部分の裏面に接着剤を付けて、

上からジュースなどが入った
缶を転がします。

壁と壁紙の間に空気が入ったり、
壁紙がよれたりしないようにするためです。

缶は壁に押し当て、
めくれた部分を元に戻すように転がします。

反対方向に転がすと、
めくれを広げてしまいかねませんので
注意しましょう。

数回、転がしたら、
接着したか確認します。

壁紙の継ぎ目などは破れやすく、
隙間ができないように
意識して補修しましょう。

●小さな穴は補修剤
画鋲を抜いた跡など、
小さな穴は気になるものです。

隠したい時は、ホームセンターなどで
売られている専用の補修剤が便利です。

壁紙の色に近いものを
穴に埋めるように付けて、
目立たなくします。

ネジを刺した跡などは、
補修剤だけでなかなか埋まりません。

その時のお勧めの方法が
手芸用の綿を詰める方法です。

補修剤に加えて、
綿、瞬間接着剤、爪楊枝を用意します。

最初に爪楊枝を使って、
綿をすこじずつ穴に詰めます。

ギュッと感じるくらいまで、
押入れていき、表面近くまで埋まったら、

綿を固めるために瞬間接着剤を
少しずつ入れます。

固まったら、補修剤で表面仕上げます。

同じ位置に再びくぎや
画鋲を打つのは避けてください。

あくまで穴を隠すもので、
強度が元に戻るわけでは
ありませんので注意してください。
 

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●落書きを消す場合
鉛筆やボールペンの落書きは、
プラスチック消しゴムで

薄くできる場合がありますので、
気づいた時点で試してみましょう。

消しゴムの角の部分を当て、
押しつけるように小さく動かします。

水性ペンによる落書きであれば、
食器洗い用などの中性洗剤を

水で薄め、タオルに染み込ませるなどして
拭いてみましょう。

ただ、壁紙は強く何度もこすると
破れてしまうこともありますので
慎重に作業しましょう。

消せない時は、ポスターや
シールタイプの壁紙などで隠すのがてっとり早く、

子供が小さいうちは、
よく触る範囲に貼っておくなどして、
予防しておく方法もあります。

まとめ

いかがだったでしょうか?
一見すると、床や壁の傷や
めくれなんかを直すのは大変そうですが、

お伝えしたようにちゃんと
手順を踏まえれば、

思っていたよりも簡単に
元に戻すことができますので、
ぜひ試してみてくださいね。

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