ポイント投資とはなに、その仕組みや注意点は?ポイント投資とはなに、その仕組みや注意点は?

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ポイント投資とはなに、その仕組みや注意点は?

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あなたは日々の買い物にたまったポイントを
無駄にしていないでしょうか。

そうした場合、ポイントを金融商品などの
投資にあてる「ポイント投資」を
検討してみるのもいいかもしれません。

そこで今回は、ポイント投資とはなに、
その仕組みや注意点について
お伝えしてまいります。

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ポイント投資とはなに、その仕組みや注意点は?

家計簿アプリを提供する
「マネーフォワード」が2020年9月、

アプリ利用者約5300人に行った調査によると、
ポイント投資に興味や関心があると
答えた人は半数を占めました。

同時期に始まった
「マイナポイント」制度をきっかけに
関心が高まったとの声もありました。

ポイント投資の利点としては、
手元の現金を減らすリスクがないため、

心理的なハードルが低くて
始めやすいところです。

ポイントは有効期限があることが多く、
期限が過ぎると失効してしまいます。

楽天が2020年12月、
20~60歳の約1000人に行った調査では、

34%が1年以内にポイントを
失効させたと答えました。

ポイントはためておかず、
随時利用するのが有効です。

ためて使うと必要のないものを
買ってしまったり、

期限を忘れて失効してしまったりと
無駄が多くなるからです。

ポイント投資は従来使われなかったこうした
ポイントを活用する新たな選択肢になりえます。

ポイント投資は気軽に、
金融の知識がなくても始められますが、

特に初心者は意識的に
学ぶ姿勢が大切です。

株式などの値動きのみに
とらわれるのではなく、

なぜ値上がりしたのか、
また値下がりしたのか、

理由を考えることが大切です。

●主な購入型(換金型)のポイント投資
投資に必要な   主な     取引
最小ポイント   投資対象   手数料

dポイント(日興フロッギー+docomo)
100ポイント  国内株式   (注文金額100万円
         ETF      以下の場合)購入時は 
         REIT      無料。売却時は売却
                 価格の0.5%

Tポイント         
1ポイント    国内株式   (国内株式で月間の
         FX       約定代金50万円以下 
         投資信託    の場合)サービス料
         暗号資産    月額220万円
 
楽天ポイント
1ポイント    国内株式   (株式で「いちいち定額   
         投資信託   コース」の場合)1日の
                取引代金100万円まで無料

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ポイント投資は大きく分けて2種類あります。

株式など金融商品の値動きに連動して、
ポイント投資のまま増減する「運用型」と

ポイントを換金して金融商品の購入に充てる
「購入型(換金型)」です。

運用型は、使用権口座開設や税金に関する
手続きをする必要がありません。

クレディセゾンの「永久不滅ポイント」や
キャッシュレス決済の
「ペイペイ」などで行われています。

一方、購入型は、サービスの
運用にあたる証券会社などで
証券口座を開設する手続きが必要です。

始める際は、各サービスの
インターネットサイト上で手続きできますが、

口座開設には書類の送付なとが
必要になることもあります。

キャンペーンなどでもらえる
期間限定型のポイントは

利用できないこともあるので
注意しましょう。

サービスごとに扱っている
金融商品には違いがあります。

一般的に運用型は選択肢が限られ、
購入型は幅広い種類を取り扱っています。

複数のポイントサービスを
利用している場合は、

各サービスの違いを見極めて、
自身のライフスタイルに応じて
サービスを選ぶとよいでしょう。

例えば、普段よく利用するポイントは
買い物などの割引に活用して、

あまり使う機会のないポイントは投資に回す、
といった考え方です。

投資に充てるポイント数は
自身で設定できますが、

たまったポイントを自動的に投資に充てる
「積み立式」のサービスもあります。

購入型は、株式や投資信託に加え、
上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)、

暗号資産(仮想通貨)など
多様な金融商品を扱っています。

それぞれの商品について特徴などを
調べた上で、どれを選ぶかを判断しましょう。

1ポイントを1円として換金し、
ポイントと現金を合算して
使えるサービスも多くあり、

取引にかかる手数料などは
金融商品によって異なるため、
事前に確認しおくとよいでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

単身世帯でも年間にたまるポイントは
数万円分とも言われます。

ポイントはお金と同様に、
賢く活用する方法や、

金融の仕組みを知り、
投資の意義を考える
切っかけにしてくださいね。

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