実家の片付けはどこから手をつければいい、親を説得するコツは? 実家の片付けはどこから手をつければいい、親を説得するコツは?

家事 生活

実家の片付けはどこから手をつければいい、親を説得するコツは?

スポンサードリンク

自分も歳を取り、親が老いてくると
実家の片付けが気になってきますよね。

特に親が寝たきりになったり、
いよいよ亡くなったりした後では

整理も手につかなくなってしまうので
生前から一緒に行う必要があります。

そこで今回は、実家の片付けは
どこから手をつければいいのか、

また、親を説得するコツについて
お伝えしてまいります。

スポンサードリンク
  

実家の片付けはどこから手をつければいい、親を説得するコツは?

実家の片付けをする上で
無理に急いで捨てさせようとすると、

せっかく良好な親子関係まで
ぎくしゃくさせることになりかねません。

そのため、「完璧を目指さない」くらいの
気持ちで取り組んでください。

特に着物は親や親族との思い出があるので
トラブルの種になりかねません。

またね実家の片付けで
言ってはいけない言葉が「捨てて」です。

思い出の詰まった品に対して言われると、
人生を否定されたような気持ちになる
親もいるので気をつけてください。

他にも「こんなものを残されても困る」
というのも禁句です。

 

●実家の片付けを成功させるポイント
あえて完璧を目指さない

親と丁寧に話し合いながら進める
「洋服はまだ整理したくないわ」
「そうだよね。無理しないで」

NGワードに気をつける
☓とにかく捨てて!
☓こんな物を残されても...
☓もう年なんだから

代わりに、上手な言い方を試してみましょう。

「防災」をキーワードにすると、
考えてもらいやすいです。

例えば、廊下や階段に
ものをたくさん置いている実家の場合、

「そんなところに置いたら転ぶよ」と
片付けを促しても、

「私はまだ若いから大丈夫」と
耳貸さない親も少なくありません。

そんな時は、
「地震で夜に停電したら大変だよ」と
言い換えてみましょう。

また、思い出の品が比較的少ない洗面所や
玄関などから行うのも一つの手です。

狭い場所の方が片付いたとき、
すっきり感が出やすくなります。
 
片付けをどこか1ヶ所出始められれば、
別の場所も行いやすくなり、
親の気持ちにもスイッチが入りやすいです。

まずは押し入れを手始めに、
玄関や納戸などから整理を行うと
スムーズにすすみます。

スポンサードリンク

●片付けに乗り気でない親に対する声掛けの一例
捨てるのはもったいない→寄付するのはどうかな
            私が持って帰っていい?
いつ使うかもしれないし→段ボールにいれて、
            一時保管にしてみない?

このままにしておきたいよ→わかったよ。
             私の使いたい部屋は
片付けてもいいかな?

  

 

では親の元気なうちに実家を始めることが
望ましいのでしょうか?

親が亡くなった後に実家を
片付ける遺品整理は、

子供にとって思っている以上に
心理的な負担になります。

生前はどうでも良いと思っていた品々が
「大事な親の思い出」に
変わってしまいがちだからです。

片付けられずに放置してしまうと、
空き家問題にもなりかねません。

また、親が亡くなる前でも、
急な病気や、認知症の発症などで、

病院や認知症の発症などで、
病院や介護施設に入る場合もあるでしょう。

実家の片付けは、印鑑や通帳、
不動産の権利書など、

重要なものをどこにしまってあるのかを
確認しておく機会にもなります。

物のない時代育った世代は、
「もったいない」という意識が
特に強い傾向にあります。

「ブランド物だから」
「孫が使うかもしれないから」などと、

捨てることに抵抗があるようなら、
一時保管を提案します。

具体的には、ダンボールやポリ袋に入れて、
見えない場所にしまいましょう。

捨てないので、親にとっても
心理的なハードルが下がります。

経験上、見えなくなると、
それに対する気持ちが薄れていきます。

半年ほど立って忘れているようなら、
処分を検討してみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

最初は気持ちが乗らなかったけど、
徐々に頭を切り替えられるようになったり、

もったいないと思っていたものも
捨てられるようになるかもしれませんよ。

・捨てられないなら一時保管を提案
・自分や家族の思い出の品が
 比較的少ない場所から始めます
  

関連記事:高齢者の片付けのポイントと方法、高齢者の忘れ物を防ぐには?
     高齢者が家を片付けるにはどうすればいい、その方法は?



-家事, 生活
-,