リバースモーゲージとはなに、その仕組みや注意点は? リバースモーゲージとはなに、その仕組みや注意点は?

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リバースモーゲージとはなに、その仕組みや注意点は?

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自宅を担保にお金を借りて、
死後に売却して返済する融資の仕組み
「リバースモーゲージ」は、
一般的に60歳以上が利用できる商品です。

所有する不動産に住みながら、
必要な資金を調達することができます。

そこで今回は、
リバースモーゲージとはどのようなもので、

その仕組みや注意点について
お伝えしてまいります。

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リバースモーゲージとはなに、その仕組みや注意点は? 

リバースモーゲージは、
子供が独立したシニア世帯が、

家をリフォームしたり、
生活資金の不足分を補ったりするために、
お金を工面する有効な方法です。

契約者の死亡後は、
契約時に同意を得た相続人が、
担保の土地などを売却して返済します。

相続人になる人がいない場合は、
金融機関が担保となった土地などを
処分することになります。

契約の前提として、
所有する土地やマンションに
一定以上の資産価値が必要です。

その上で、実際の融資額は、
評価額の5割程度となります。

例えば、所有地の時価総額が
約2000万円の場合、

約1000万円を上限に
融資を受けられるという具合です。

取り扱う金融機関によって
仕組みに差異がありますが、

一般的に「リフォーム費用に充てる」など、
使い道の決まった資金を借りるタイプと、

用途を決めず、設定した融資枠の中から一括、
または月割で借りるタイプに分けられます。

使い道の決まったタイプでは毎月、
利払いが求められています。

仮に融資額1000万円で年利1.9%なら、
利払いは月々約1万5800円で、

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この程度なら多くは年金でも
賄えるという方も多いと思います。

一方、融資枠が設定されている
タイプは、死後に元本と

利息を一括返済する仕組みで、
毎月の利払いは要りません。

ただ仮に60歳で1000万円を年利3.475%で
一括借り入れした場合、

80歳になった時点で借金の総額が
担保の評価額(2000万円)を上回り、
それ以降は超過分の支払いが生じる計算になります。

●リバースモーゲージ
      利用者
 ↓     ↑    ↓
土地などを お金を  死後に
担保に   借り入れ 売却し返済
 ↓     ↑    ↓
       銀行

特徴
・自宅を手放さずに、老後資金を調達できる
・死後、相続人が返済手続きをする

注意点
・融資額は家や土地の評価額の5割程度
・想定以上に長生きすると利息で返済額が膨らむ

まとめ

いかがだったでしょうか?

便利な金融商品ではありますが、
利用する際は、

長生きも想定して、
余裕のある資金計画の中で
検討してくださいね。

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