冬を乗り切る節電方法の工夫は? 冬を乗り切る節電方法の工夫は?

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冬を乗り切る節電方法の工夫は?

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2022年冬はウクライナ情勢の影響などで
電力受給の見直しが厳しく、
12月から節電需要請期間が始まりました。

政府は節電量に応じて
買い物に使えるポイントを

付与する新制度
「節電プログラム」を実施し、
取り組みを後押しします。

そこで今回は、
冬を乗り切る節電方法の工夫を
お伝えしてま入ります。

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冬を乗り切る節電方法の工夫は?

政府の節電プログラムは、
契約先の電力事業者の
ホームページで参加を申請するだけで
2000円相当のポイントが付与されます。

加えて特典を得るには、
前年同月比3%以上の節電を
目標にする「月間型」か、

需給の逼迫が想定される時間帯に節電する
「指定時型」への参加が必要になります。

対象は12~3月の電力消費量です。

月間型の目標を達成した場合は、
月ごとに1000円分、指定時型は
1キロワット時当たり最大40円分のポイントが付与されます。

子供と一緒にゲーム感覚で節電に取り組むことで、
ポイントをもらえた上に
節電の習慣化につながります。

各電力事業者や自治体が独自に
節電キャンペーンをしていることもあります。

東京電力や関西電力は
対象時間帯の節電量に応じて

1キロワット時あたり
5ポイント以上を付与します。

東京都では期間中に
5日以上節電を達成すると、

ネットショッピングで使える1000円分の
ポイントがもらえる特典もあります。

今回の節電プログラムはネットで
簡単に登録するだけで
ポイントがもらえるのでお得です。

3%の節電も決して
難しい数字ではありません。

ここで節電方法を確認してみましょう。

冬場の社会全体の電力消費は、
午前8~11時、午後5~8時に
大きくなりやすいので要注意です。

経済産業省によると、エアコンの設定温度を
22度から2度下げると2.7%、

フィルターを清掃すると0.8%、
それぞれ節電効果が見込めます。

さらにエアコンに送風機を
併用すると効果があります。

天井付近に集まりやすい暖かい空気を、
送風機で循環させ、
部屋全体を暖めることができます。

冷蔵庫は設定温度を
「強」にしている場合は「中」に下げ、
中身を詰め込みすぎないようにすると
節電効果があります。

庫内で空気が循環する空間がないと
冷却効率が悪くなり、
消費電力が上がってしまうためです。

その他、アイロンや電子レンジ、
食器洗い機、浴室乾燥機などは
消費電力が大きく、注意が必要です。

●主な家電の節電方法と効果

エアコンの設定温度を
22度から20度に   : 2.7
フィルターの清掃  : 0.8

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リビングや寝室の
明るさを下げる   : 1.5

テレビの輝度を下げて、
見ていない時は消す : 1.0

こたつの使用時間を
半分に       : 1.0

1年を通じて変化する家庭の電気代
10~12月 9597円
1~3月 1万4847円
4~6月 1万1911円
7~9月 1万1662円
総務省の家計調査から。2021年~22年

家庭の電力台は一般的に冬の方が
夏に比べて高くなる傾向にあります。

なぜ高くなるのかを理解すると、
節電の際に参考になります。

総務省の家計調査で電気代をみると、
2022年1~3学期の世帯(2人以上)の
1ヶ月の金額は1万4847円でした。

これに対して、7~9月は1万1662円で、
1~3月の方が約3000円高くなっています。

理由として考えられるのは
気温や日照時間の違いです。

一般的にエアコンの消費電力は、
室外と室内の温度差が
大きくなるほど増えます。

仮に室内の設定温度を25度にした場合、
夏の外気温が35度だと気温差は10度ですが、

冬の外気温が5度だとすると
気温差は20度にもになってしまいます。

このため、冬に効果的な節電をする場合、
エアコンの設定温度を上げ過ぎないことが
基本となります。

防寒対策としては、窓などに厚めや
長めのカーテンを利用すると、

部屋の暖気が外へ逃げにくくなる効果があり、
節電につながりそうです。

重ね着をするなど衣服で防寒する余地も大きく、
床に断熱マットを敷いて、
足元の冷たさを緩和する方法もあります。

また、日照時間は
夏より冬のほうが短く、

部屋の証明をつけている
時間も長くなる傾向があるので、

不要な照明のつけっぱなしなどには
気をつけたいところです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

冬は今と風呂場などの
寒暖差が身体への負担となって、

心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす
「ヒートショック」になりやすいため、

特に高齢者は、暖房費を
過度に節約するなど、

身体に負担がかかる
無理な対策は禁物です。

家の中の温度差をなくして
健康に配慮した生活を
目指してくださいね。

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