中古マンションの給排水管のチェックポイントは?
新築分譲マンションの
価格が高騰する中、
価格が比較的安い中古マンションを購入し、
リフォームする世帯が増えいます。
希望の間取りを
実現できるのが利点ですが、
給排水管の老朽具合など
チェックすべき点も多くあります。
そこで今回は、中古マンションの
給排水管のチェックポイントについて
お伝えしてまいります。
中古マンションの給排水管のチェックポイントは?
不動産経済研究所の資料などによると、
首都圏の新築マンションの販売個数は
2000年の9万件超から2021年は
3分の1程度の3万件超に減りましたが、
販売価格は高騰しています。
そうした中、首都圏の中古マンションの
成約戸数は2016年から2021年まで
新築マンションま発売戸数を上回り、
リフォームも人気です。
中古マンションは駅近くの
好立地で広い間取りの物件も多く、
30~40代の子育て家庭で人気が高いです。
ただ、課題もあり、
築年数や維持管理の仕方などにもよりますが、
築30年を過ぎたマンションは、
床下や壁の中を通る給排水管や
配線が老朽化しているケースが多くあります。
水回りの交換だけでは心配な場合、
床や壁を一度取り壊して
給排水管や配線も新しくすると、
安心して長く住めます。
また、リフォームの見積もりは、
複数の業者に依頼したほうが良く、
その際、「リビングを広く」
「水回りの位置を変えて」といった希望や、
中古マンションの築年数など
情報を伝えておきましょう。
地元の工務店、中堅や大手など規模が
異なる業者に頼むと相場観が分かります。
ただ、価格の安さだけでなく
給水管の交換など業者側の提案を聞いてください。
窓や玄関などはマンションの共用部となっていて、
マンションの管理規約で窓の①の変更や
玄関ドアの交換を禁じていることが多いです。
規約で防音のために床は
カーペットなどに指定したり、
フローリングの遮音等級が
決まっていたりしているので、
業者に管理規約を確認してもらいましょう。
また、マンションの柱や
配管の構造的な問題で
希望通りにいかない場合もあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
現在、コロナ禍などの影響で
品薄状態の建築資材も多くあります。
着工や引き渡しに遅延が生じる場合もあり、
引越しの時期は余裕を持ってくださいね。
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