フロート遊具を使用するときの注意点は? フロート遊具を使用するときの注意点は?

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フロート遊具を使用するときの注意点は?

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2022年夏は、3年ぶりに開設される
海水浴場も多そうですが、

久しぶりの海で気をつけたいのが
水難事故です。

とくに、「フロート」と呼ばれる遊具は、
風を受けて沖に流されることがあります。

決して子供一人では
遊ばせず、大人がすぐそばで
見守ることが大切です。

そこで今回は、フロート遊具を
使用するときの注意点について
お伝えしてまいります。

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フロート遊具を使用するときの注意点は?

うっかり目を離したら、
沖に向かって流されていた...

海水浴場でフロートで
子供を遊ばせていたら、
そのようなことになってしまった。

そんな経験はないでしょうか?

フロートは、空気で膨らませて使う
ビニール製の遊具です。

イルカや鳥、サーフボードなどの
形をしたものも多く、

海面に出ている面積が
大きい形状のものほど、
風の影響をうけやすいです。

海上保安庁によると、
突風などで沖に流されて、

自力で海岸に戻れなくなった
事故も起きています。

国民生活センターは2019年、
子供の見立てた人形を白鳥形の
フロートに乗せて海上で実験を行いました。

海岸から約20メートルの
位置にあったフロートは、

沖に向かって吹く
風速2~4メートルの風により、

55秒で30メートルも流されていました。

流され始めるのと同時に岸にいた
大人が追いかけましたが、
水深が深くなると追いつけなくなりました。

実験時の風速は強い風とはいえない程度でした。

では、事故を防ぐためには
どうすればよいのでしょうか。

何より大切なのは、
遊んでいる子供のすぐ側にいて、
目を離さないが大事です。

そして、海水浴場では
風をチェックしてください。

海の家の旗などを見て、
風が陸から沖に向かって吹いていると、

沖に流される可能性があり、
注意が必要です。

風が強いとおもったら
フロートで遊ぶのを避けましょう。

●フロートで遊ぶときの注意点
・子供の体にあった遊具を選ぶ
・子供の近くにいて目を離さない
・海水浴場で遊ぶ
・風の強い日は使わない
・取ってがあればしっかりとつかむ  
・沖に流されてしまったら救助を呼ぶ 
 
ライフジャケットを着用し、
子供の足がつく深さで、

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大人の手の届く範囲で
遊ばせることも大切です。

離岸流にも注意しましょう。

海岸に打ち寄せられた波が、
沖に戻ろうとする際に発生する
強い流れのことで、

遊泳禁止の場所や河口の近くは
危険なので絶対に遊ばせてはいけません。

子供の年齢や体に合った大きさの
フロートを選ぶことも大切です。

大きすぎると、
手や足でうまくこげないために
流されやすいです。

同協会によると、
全国の海水浴場約1100か所のうち、

協会が認定するライフセーバーがいるのは、
約200か所に限られます。

子供が乗ったフロートが流されたら
どうしたらよいのでしょうか。

子供が海中に落ちないように、
「大丈夫だから、しっかりつかまっておけ」
などと、呼びかけて落ち着かせてください。

そしてすぐにライフセーバーに
救助を求めるか、

海上保安庁の118番や
消防の119番に通報します。

無理に泳いで追いかけると
危険なこともあります。

水泳に自信があったとしても、
波の影響もあるためにプールと
同じように泳げないこともあるからです。

助けに行った大人が、
子供と一緒に助けられる例も多いので、
まずは落ち着いて救助を呼んでください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

子供にとってのライフセーバーは、
そばにいる大人ですので、

楽しい思い出を作るためにも、
陸上で遊ぶ時異常に注意して
見守てください。 
 
  

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